私が大学時代に通い詰め、
折口信夫の「死者の書」の舞台にもなった想い出深い場所。
国宝の「大麻曼荼羅」を織った中将姫(ちゅうじょうひめ)伝説の、
ここも古い場所です。
東塔・西塔が天平時代より現存しているのは、
奈良のはずれ、当麻寺ここだけ。
なんと・日本最古の石灯籠がありました!
凄いですね、
千数百年を経て、その石は今も風化していません。
この日も偵察のUFOが顕れました。(笑)
二上山の麓の広い境内です。
春には、
この古い本堂から25菩薩が繰り出されます。
熊野にも通ずる裏の民、
サンカを題材に二上山を舞台の「風の王国」を書いた五木寛之は、
当時ロケハンに来た時、
頂上までバイクで昇りつめてエンジンが焼き付き、
大津皇子(おおつのみこ)の墓でふて寝している私を観て、
この小説を・・・・・
二上山より西の大阪エリアは、
奈良平城京から眺めた黄泉の国・王家の墓場です。
そんな場所も、
今や世界遺産に登録されようとしています。