東京出稼ぎ4年さまのコメントより
赤松、二軍降格となったようですね。
阪神との練習試合、巨人とのオープン戦の映像で確認しましたが、私は彼は戦略を誤ってしまったと思います。(もちろんこれからでも開幕までに十分に修正可能だと思いますが。)
これは経営に例えるなら、いわゆる事業戦略にも当てはまる事ですが、彼はSWOT分析を誤ったと言っていいと思います。
彼の強みは俊足だけでなく、その高い身体能力に由来する長打力も含まれます。逆に弱みは選球、バットコントロールという事になるでしょうか。したがって、今まで通り、.250で良いからしっかりとスイングをする。ホームランにならなくても外野の頭上や間を襲えば二塁打どころか三塁打になる、というスタイルで良かったと思います。また、それこそが投げる側の投手にとって最大の脅威だったと思います。
映像でバットを従来のトップバランスのものからミドルバランスのものに変更し、バットに当てようとしている彼を見た時は大変残念でした。30歳を迎えるという年齢も考慮すれば、進むべき道はむしろ「配球の研究(ヤマを上手に張る)」であったように思います。そして練習するなら狙った球種を一発で仕留める訓練、盗塁なら二盗だけでなく三盗の技術習得でしょう。(同時に三振を恐れない強い気持ち、割り切りをもつ。)
1番ではなく6番というポジション、出塁率や打率ではなく長打率と盗塁を目指せば特徴のある凄い選手になると思います。
近年では、ある投手が自身の最大の強みであったスピード、球威を捨て、弱点であったコントロールの修正に走り、結果が出ぬまま現役を終えました。各選手には、特に器用でない選手には、プロ入りを実現させた「自分の持ち味」を見失わないで頑張って欲しいですね。
少々の短所があったとしても、それを補って余りある長所。これこそが今のプロ野球に必要な強烈な個性、夢を売る選手を生むと思うのですが。
いつも専門的なコメントありがとうございます。
長所を生かし、短所には目をつむる・・・
今のカープに求められていることだと思いますよね。
さて、広瀬以外に決まっていない外野陣。
そのなかで、赤松と丸の二軍行きには少々驚きました。
赤松の打撃には、いろいろな課題が指摘されていましたが、わたし個人の思いを言わせてもらえば、赤松タイプには、あまり細かな指導はナンセンスです。
というのは・・・彼は、ハッキリ言って、賢くないからです。
(松山や天谷にも言えますが・・・)
赤松のような選手には、東京出稼ぎ4年さまも言われてますように、「オマエの持ち味は、身体能力からくる良さを生かすこと。細かなことを考えなくていいから、とにかく持ち味を生かせ・・・」だけで良いと思うんです。
天谷はダイナミックな野球が持ち味で、それが他の選手にない魅力です。
守備を見ればわかりますが、細かな戦略性を考える選手でなく、本能で守っています。だから時には信じられないプレーを冒し、首脳陣に怒られても繰り返すタイプです。
松山の守備の拙さは、入団以来の課題ですが、ここまでは、一向に改善されていません。彼の最大の長所は打撃というのは誰もが知っています。
ヤクルトの畠山は、小川監督から「守備には目をつむるから、とにかく打ってくれ。それがオマエの最大の長所だから・・・」と言いました。
その結果が、昨年の活躍です。
野球選手も どの世界もですが、人間は十人十色です。
その人の性格をうまく生かしてやる指導者は、かならず成果を収めています。(そのことは過去の多くの歴史が証明しています)
昨年の得点力不足という課題に対する補強を行わず、現有戦力で十分な戦いが行えると判断したのですから、監督はじめコーチは、選手を自身と重ねることなく、選手の性格や能力から見極めを行い、長所を生かし、短所を捨てる覚悟で、もっとシンプルに指導を行ってほしいと思います。
されど野球・・・
たかが野球・・・
なのですから。(笑)