くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

薬の怖さ

2017-09-07 09:47:07 | 日記
昨日久しぶりに病院に行ったことは前の記事でも書いた。

そのとき診察までの待ち時間がかなりあったので、OT(作業療法)を行っている精神科病棟の方へ行ってきました。
テラスで一服(-.-)y-~
(許可を得て撮影しています)



以前の記事でも紹介しましたが、ここOTでは「心の療法」とでも言いますか、精神疾患患者に対してのリハビリを行っている。
(OT紹介記事⤵)
通院日11月16日(水) - くもり空の下で……



この日も室内では黙々と自分の作りたい物に集中している患者さんたちが多数居ました。
時折雄叫び(おたけび)をあげている婆さん、独り言をブツブツ言いながらタバコを吸いにテラスへ出てくる統合失調症っぽい人…などなど、健常者からするとかなり退いてしまうように見える人たちもいるけれど、私はもう見慣れている光景なのでそれほど驚くこともない。


当たり前だけど、ここには日常生活もままならなくなってしまった人たちが入院している。
一度の入院で元気になり、退院して日常生活を送ることが出来れば言うとこはないけれど、精神疾患患者の多くはアルコール依存症に限らず、2度、3度、あるいはそれ以上に入退院を繰り返す。




この日は私が入院していた当時、同じ病棟にいた30代の男性の姿を見かけた。
彼は統合失調症を患っているようだったが、昨年見かけた頃とは別人のように衰弱していた。
以前も落ち着きがなく、同じ場所を行ったりきたりしていたり、情緒不安定だったが、普通に会話をすることはできていた。
しかし、この日みた彼は前にみた頃より痩せ細り、点滴をしながら看護師に付き添われ歩いていた。目は虚ろ、手は小刻みに震えていた。
以前に少し彼と話をしたこともあったけれど、もう私の事など覚えてはいないようだった。




閉ざされた空間。




不安定な心。






それを落ち着かせる為に医師は薬を処方する。
それでも落ち着かなければ、また違う薬で………




このような悪循環で容態が徐々に悪化していく患者が居ることも事実。
精神(脳)へ直結する精神安定剤や睡眠導入剤。








その処方薬への依存の怖さをみたような気がした。






血液検査

2017-09-07 00:17:50 | 日記
今日は久しぶりに病院へ行ってきました。

前回の受診から約3ヶ月ぶり。
徐々にだけど病院から遠ざかることができてきているように感じる……というか、確実に受診回数も減ってきている。
今回は就職活動にあたり、精神的な部分ではなく、肉体的に実務にあたったときに支障がないか確かめておきたかったので、血液検査を私から頼んで行ってもらうことにした。
血液検査は昨年の9月以来だったので、約1年ぶり。

やはり心配だったのは肝機能。
前回の検査時(2016.9)ではΓ-GDPは120ぐらいだった。
「肝硬変になっちゃってるし、もうこれ以上に下がることはないかもしれません。」
……と去年の診察時に主治医からは言われていた。

しかし今回、結果を見てみて驚いたことに、今回の検査ではΓ-GDPの値は62まで下がっていた。ほぼ正常値。
その他の項目も見てみたが、まったく異常がなかった。いつの間にか以前までは若干問題のあったコレステロール値や中性脂肪まで落ち、正常値になっていた(山ん中ばっかし歩いていたせいかな( ̄▽ ̄;)ハハ)

精神科の主治医の先生曰く
「内科では肝硬変と診断されていたようですが、もしかしたらそこまでは行ってなかったのかもしれませんね。」
……と言っていた。


仕事をしていた頃でさえ、会社の健康診断ではΓ-GDPの数値はいつも200ぐらいだったので、仕事をしていた頃より現在のほうが体力面では落ちてはいるものの、トータルでみると健康体なのかもしれない。

これは私にとっては大きな自信となった。
これからまた体力を使う仕事に就いたとしても、「健康面でもうムリかも……」と、諦めかけていたところだったからだ。

今日は友達に病院まで連れていってもらったが、その友達に報告してみると

「よかったね。でも健康体になったからといって油断して呑んじゃダメだよ。」

……とすぐに釘を刺された。



もちろんこれからもAAミーティングへ通い、断酒と共に回復も続けてゆくつもりでいる。
こうゆうときに"最初の一杯の狂気"につかまり、また入院生活に逆戻りしてしまう物語は飽きるほど読んでいる。




秋の渓流ラストスパートもあるけれど、それが終わったら本格的に面接を入れて行こうと思ってます。

まぁ、そんな面接ラッシュになるまえに決まれば言うことないけれど。