風の噂で長い間ソブラエティ(断酒)を継続していたAAの仲間がスリップしたらしいということが私の耳に入ってきた…………
詳しい事情までは聞いてはいないのでわかりませんが、残念ですね。
私はあまりショックは受けてはいません。AA、GAでは度々聞くこともある"あるある話"なので…………
ミーティングで直接本人に聞くことはタブーではありますが、ぶっちゃけ言えばなぜその仲間はスリップするまでに至ってしまったのかを聞きたい心境です。
その原因が「たまたま、とか、少しぐらいなら…」というような気持ちだったのか?
それとも日常生活の中で「どうしようもない苦痛、悩み、それを紛らわそう。」としてスリップにまで至ってしまったのか?
正直興味はあります。
ミーティングでその彼がまた話してくれる機会があれば、黙って聞いてみようと思っています。
そんな私自身はと言いますと、正直最近ミーティングへのモチベーションは一時期と比べると下がり気味です。。。
なぜだろう……………
と思って自分自身で少し考えてみました。すると2つの理由が頭に浮かんできました。
① 12ステップオタクとも言えるような、博学で知識も豊富、AA、GAに限らず、12ステップグループにおいてのトリビア的なことまで知り尽くしているような人に限って、ここのところショッキングなスリップが多い。
② その逆に、自称「オレ、実は12ステップほとんどやってないんだよ。スポンサーも居ないからね。」
……と言っている断酒12年目のロングタイマーも存在する。
しかしこの仲間は、ほぼ毎週欠かさずミーティングには出席してきている。そして月に1度ある病院メッセージにもほとんど出席している。
その仲間曰く「オレはステップ①②、そして⑫のスリーステップを実践しているだけだよね。」と言っていた。
この二つを考えてしまうことが最近多くなってしまい、
「12ステップ、ミーティングってなんなんだろうなぁ……」
……とついつい考えてしまっている。。。
ミーティングへ自分の意思で、自分の時間、運賃(ガソリン代)なども使っていながらも、毎週通い続けるということは大変なことです。
現在の私のように時間をもて余している人ばかりではありません。
仕事を終えてその足でミーティングに来ている人もいれば、夜勤の前にミーティングに寄ってから仕事へ向かう人もいたりもします。
そういう人たちを見ていると「スゲーな。」……と素直に尊敬します。
でも…………
本当に自分自身が回復したいのであるならば、そのくらいの気持ちで自分自身に鞭を打ってでも通ってみないと12ステップ、またはミーティングから受ける回復の効果は薄いのかもしれません。。。
なせなら、アルコール、ギャンブルに限らず、"依存症"にまでなってしまった人たちは必ず今までの人生の中で、イヤな現実から逃げるということを慢性的にしてきていた人たちだと私は考えているからです。
もちもん私自身も同じです。
ミーティングに行くことは楽しいことばかりではありません。めんどくさくて行く気になれない日だってあります。
12ステップを着実に踏み、自分自身の感情を理性でコントロールすることも大事ですが、まずは自分自身が依存症者であるということを常に忘れない為にもミーティングに通うことは大事だな…………と、
今この記事を書きながら改めて思いました。
そして、依存症者ではない健常者の方々に少しでも理解してほしいことは、
依存症とは病気であるということ。
私たちがアルコール、ギャンブル、薬物、またはその他の依存対象を止め続けていられるのは実は奇跡的なことであるということ。
もしスリップしたり、止められなくても、それが当たり前な病気にかかってしまっているということ。
もし、飲んでしまったとしても、
「なんだよー、根性ねーなぁー。気合いの問題だけなんだよー。そんなの。」
……などと思われがちですが、この病気はそんな表面的なことだけではなく、根本的な問題の根っこは、まだまだもっと深いところにある病気だという事実を少しでも知っていただけたら幸いです。
詳しい事情までは聞いてはいないのでわかりませんが、残念ですね。
私はあまりショックは受けてはいません。AA、GAでは度々聞くこともある"あるある話"なので…………
ミーティングで直接本人に聞くことはタブーではありますが、ぶっちゃけ言えばなぜその仲間はスリップするまでに至ってしまったのかを聞きたい心境です。
その原因が「たまたま、とか、少しぐらいなら…」というような気持ちだったのか?
それとも日常生活の中で「どうしようもない苦痛、悩み、それを紛らわそう。」としてスリップにまで至ってしまったのか?
正直興味はあります。
ミーティングでその彼がまた話してくれる機会があれば、黙って聞いてみようと思っています。
そんな私自身はと言いますと、正直最近ミーティングへのモチベーションは一時期と比べると下がり気味です。。。
なぜだろう……………
と思って自分自身で少し考えてみました。すると2つの理由が頭に浮かんできました。
① 12ステップオタクとも言えるような、博学で知識も豊富、AA、GAに限らず、12ステップグループにおいてのトリビア的なことまで知り尽くしているような人に限って、ここのところショッキングなスリップが多い。
② その逆に、自称「オレ、実は12ステップほとんどやってないんだよ。スポンサーも居ないからね。」
……と言っている断酒12年目のロングタイマーも存在する。
しかしこの仲間は、ほぼ毎週欠かさずミーティングには出席してきている。そして月に1度ある病院メッセージにもほとんど出席している。
その仲間曰く「オレはステップ①②、そして⑫のスリーステップを実践しているだけだよね。」と言っていた。
この二つを考えてしまうことが最近多くなってしまい、
「12ステップ、ミーティングってなんなんだろうなぁ……」
……とついつい考えてしまっている。。。
ミーティングへ自分の意思で、自分の時間、運賃(ガソリン代)なども使っていながらも、毎週通い続けるということは大変なことです。
現在の私のように時間をもて余している人ばかりではありません。
仕事を終えてその足でミーティングに来ている人もいれば、夜勤の前にミーティングに寄ってから仕事へ向かう人もいたりもします。
そういう人たちを見ていると「スゲーな。」……と素直に尊敬します。
でも…………
本当に自分自身が回復したいのであるならば、そのくらいの気持ちで自分自身に鞭を打ってでも通ってみないと12ステップ、またはミーティングから受ける回復の効果は薄いのかもしれません。。。
なせなら、アルコール、ギャンブルに限らず、"依存症"にまでなってしまった人たちは必ず今までの人生の中で、イヤな現実から逃げるということを慢性的にしてきていた人たちだと私は考えているからです。
もちもん私自身も同じです。
ミーティングに行くことは楽しいことばかりではありません。めんどくさくて行く気になれない日だってあります。
12ステップを着実に踏み、自分自身の感情を理性でコントロールすることも大事ですが、まずは自分自身が依存症者であるということを常に忘れない為にもミーティングに通うことは大事だな…………と、
今この記事を書きながら改めて思いました。
そして、依存症者ではない健常者の方々に少しでも理解してほしいことは、
依存症とは病気であるということ。
私たちがアルコール、ギャンブル、薬物、またはその他の依存対象を止め続けていられるのは実は奇跡的なことであるということ。
もしスリップしたり、止められなくても、それが当たり前な病気にかかってしまっているということ。
もし、飲んでしまったとしても、
「なんだよー、根性ねーなぁー。気合いの問題だけなんだよー。そんなの。」
……などと思われがちですが、この病気はそんな表面的なことだけではなく、根本的な問題の根っこは、まだまだもっと深いところにある病気だという事実を少しでも知っていただけたら幸いです。