くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

成人

2017-11-09 20:02:55 | 日記
ここ数日、やはりすべてにおいてハリキリすぎているせいか、疲れが蓄積してきているように感じる。

夕食を食べ終わり、ボーッとしている。
この時間に今の自分自身について考えることが多くなったような気がする。





そんな中で一つ、自分自身の変化について気付いたことがあった。

それは、

何事においても他力本願だった自分…


「誰かがきっと助けてくれるだろう。」
……という気持ち。
それは決して悪いことではないけれど、あまりにその気持ちの比率が高くなりすぎてしまうと、自分自身で動くこと、考えることまでもが人任せになってしまい、いつのまにかそんな自分自身にすら気付けなくなってしまっている。。。

例えば、2年前の私……
退職金に目がくらみ、何も先のことなど考えずに退職した。

「まぁ、なんとかなるだろう。
最悪の場合、きっと誰かが助けてくれるだろう……」

という考え。


幸い、当時も友人には恵まれていたので、就職についても「誰かの口添えで…」という考えが当時の私には身に付いていた。
しかし、現実はそんなに甘くはなかった。

自分の殻に閉じ籠り、癒してもらう相手はアルコールとギャンブル。
気付いたときには私の周りには誰も居なくなり、助けを求めたくても求める相手すらおらず、いつのまにか兄弟以外に誰もいなくなってしまっていた。。。


ときには人を頼り、人に甘えることも必要だと思う。
でも、あまりに甘えすぎてしまえば、やがて誰もが去っていく。

当たり前のこと……

その当たり前のことにすら気付けなかった私………




「自分のやりたいことをやり、夢を叶えたい。
たとえ苦労しても、それが自分の人生なんだから!」

そんなことを言っている若者をテレビで観たりすると、
「いい歳してなにやってんだろう……
オレ………」
という自己憐憫に苛まれることも多々あった。






年齢だけは2回目の成人式を迎えている私だけれど、本当の意味での成人を迎えられるようになりたい今日この頃。




なりたい自分像には、自ら考え、自ら動いていかないと、決して成ることはできない。





もし、道に迷ったり、勇気が出ないときには自分を超えた大きな力を信じて、身を委ねてみるのも一つの手段かもしれませんね。