「近頃の君はいったいどうしったって言うんだぃ?。
以前、
僕と会ったときには、あんなに毅然としていたじゃないか。
僕が君と会った時、君に握手を求めた時、君は下を向いたまま、仕方なさそうに、僕に手を差し伸べてくれたね。
うん、
今でも僕は忘れてないよ。
最近の君は、あの頃の僕が知っている君とは違う気がするんだ。
いったい何があったっていうんだい?
いったい何に怯えているんだい?
僕に教えてくれないかな?
僕がいま、君の為に出来ることはあまりないのかもしれない。
けど、
僕と君は、当時、あんなに仲が良かったじゃないか。
いったい君は、どうしてしまったんだい?
できれば僕に、話してみてくれないか?
親愛なる君へ………。」