
(また、写真がピンボケになってしまいました。「青い」バラを載せたい気持ちをわかってくだされば幸いと思います)
..................(引用開始).................................
<「国際社会」からの名誉ある孤立を>(中村哲)
政情と「国際世論」を見る限り、「むなしい」の一語です。もう放っておいて欲しい、そう思います。6年前の「アフガン報復爆撃」と「アフガン復興ブーム」のとき、誰が現在の状態を予想したでしょうか。欧米諸国の軍事介入、「対テロ戦争」の結末は既に結論が出たと言えるでしょう。武力介入は、良き何物も、もたらしませんでした。アフガン民衆の現状を抜きに進む先進諸国の論議に、忍耐も限界に近づきつつあります。
よく「日本だけが何もしないで良いのか。国際的な孤児になる」ということを耳にします。だが、今熟考すべきは、「先ず、何をしたらいけないか」です。
「徳は孤ならず、必ず隣あり」と言います。目先の利を離れ、和を唱えて孤立するなら、それは「名誉ある孤立」であり、世界の人々の良心に力強く訴え、真に国民を守る力、平和への国際貢献となるでありましょう。その時、私たちはアジア民衆の友であり、平和日本の国民であることに、胸を張ることができるでしょう。
民衆の半分が飢えている状態を放置して、「国際協調」も「対テロ戦争」も、うつろに響きます。よく語られる「国際社会」には、少なくともアフガン民衆が含まれていないことを知りました。しかし、このような中でこそ、私たちは最後の一瞬まで事業完遂を目指し、平和が戦争に勝る力であることを実証したいと思います。皆様のご理解とご協力を切にお願い申し上げます。
.................(引用終わり)...............................
*(追記(2/27)HPからの引用は、ペシャワール会から了承を受けています。中村哲氏の報告文は、リライトしない引用であるなら何も問題はありません、ということでした。)
アフガンにもご存知のように油田があります。アフガン・イラクでの惨状の共通点として、私が最も恐ろしいと感じる点は、人々を虫けらのように殺しても100%意に介さない人々が存在するという点です。
非常に貧困化し、いつ生活が破綻するか分からない私たち(少なくとも自分と近所の庶民層を頭に浮かべています)が、ここは正念場だと思っています。「何をしたらいけないか」をよく考えてみたいと思っています。
テレビ・新聞・雑誌ばかりに頼らず、ネット情報を集め、本を読み、どうすべきかを「自分で考える」「自分の目で確かめる」ことが肝要だと思っています。これはアフガン戦争以来、特に強く習慣化したこと。
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<「国際社会」からの名誉ある孤立を>(中村哲)
政情と「国際世論」を見る限り、「むなしい」の一語です。もう放っておいて欲しい、そう思います。6年前の「アフガン報復爆撃」と「アフガン復興ブーム」のとき、誰が現在の状態を予想したでしょうか。欧米諸国の軍事介入、「対テロ戦争」の結末は既に結論が出たと言えるでしょう。武力介入は、良き何物も、もたらしませんでした。アフガン民衆の現状を抜きに進む先進諸国の論議に、忍耐も限界に近づきつつあります。
よく「日本だけが何もしないで良いのか。国際的な孤児になる」ということを耳にします。だが、今熟考すべきは、「先ず、何をしたらいけないか」です。
「徳は孤ならず、必ず隣あり」と言います。目先の利を離れ、和を唱えて孤立するなら、それは「名誉ある孤立」であり、世界の人々の良心に力強く訴え、真に国民を守る力、平和への国際貢献となるでありましょう。その時、私たちはアジア民衆の友であり、平和日本の国民であることに、胸を張ることができるでしょう。
民衆の半分が飢えている状態を放置して、「国際協調」も「対テロ戦争」も、うつろに響きます。よく語られる「国際社会」には、少なくともアフガン民衆が含まれていないことを知りました。しかし、このような中でこそ、私たちは最後の一瞬まで事業完遂を目指し、平和が戦争に勝る力であることを実証したいと思います。皆様のご理解とご協力を切にお願い申し上げます。
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*(追記(2/27)HPからの引用は、ペシャワール会から了承を受けています。中村哲氏の報告文は、リライトしない引用であるなら何も問題はありません、ということでした。)
アフガンにもご存知のように油田があります。アフガン・イラクでの惨状の共通点として、私が最も恐ろしいと感じる点は、人々を虫けらのように殺しても100%意に介さない人々が存在するという点です。
非常に貧困化し、いつ生活が破綻するか分からない私たち(少なくとも自分と近所の庶民層を頭に浮かべています)が、ここは正念場だと思っています。「何をしたらいけないか」をよく考えてみたいと思っています。
テレビ・新聞・雑誌ばかりに頼らず、ネット情報を集め、本を読み、どうすべきかを「自分で考える」「自分の目で確かめる」ことが肝要だと思っています。これはアフガン戦争以来、特に強く習慣化したこと。