島根知事、五輪観戦「不要不急の例外ではない」 有観客方針を批判
毎日新聞 2021/6/18 19:37(最終更新 6/18 19:37) 272文字
島根県の丸山達也知事は18日、東京オリンピックの組織委が競技会場に観客を入れる方向で検討していることについて「まん延防止等重点措置が東京で継続されるようであれば、島根県内から観戦に行くことが『不要不急の外出』の例外だとは口が裂けても言えない」と批判した。報道陣の取材に語った。
一方で「家族や友人が選手として出場するのを応援に行くのであれば、やむを得ない」と理解を示した。
丸山知事は「有観客は当然、無観客に比べればリスクが高くなる。政府と東京都は感染拡大防止の責務を負っている。それを結果で示さなければならない」と、けん制した。【小坂春乃】