フィリピン法務省 週内にも4人“強制送還”手続きへ(2023年2月2日)
相次ぐ強盗事件などとの関連が疑われ、フィリピンの収容所にいる4人の容疑者について現地の法務省は、週内に4人一斉の強制送還に向けた手続きを取ると明らかにしました。
フィリピンの収容所にいる渡邉優樹容疑者(38)ら4人は、特殊詐欺事件に関与したとして日本で逮捕状が出されています。 フィリピン側は、日本側から求められている4人同時の身柄の移送に応じる方針ですが、このうち3人はフィリピンで裁判中のため強制送還できません。
こうしたなか、フィリピンの法務省は3人の裁判には「根拠がない」などとして2日と3日にかけ、3件とも中断するよう申し立てるということです。
法務省は、来週8日のマルコス大統領の訪日前に決着をつけたい考えです。
フィリピン収容中の渡邉容疑者らの特殊詐欺グループの被害額は60億円以上 警察庁(2023年2月2日)