とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

完訳『アンデルセン童話集』(一)読了

2006年05月13日 10時57分18秒 | 児童文学(絵本もふくむ)
アンデルセンの岩波文庫の完訳第一冊目を読了。
「パラダイス」「空飛ぶトランク」「コウノトリ」
と一挙に読み進んだ。

なるほど、子供向けの物語ではないように思うが、一つ一つ
の話のエッセンスが何であるかは、今回は考えず、とにかく
目を通すことだけが目標。

最後に、アンデルセン童話集(一)全7冊、と書いてあるのには
がっくり。あと6冊もあるなんて......

アンデルセンが40年間いかに必死に物語を書き続けたかが、分かるような
気がしたが、なにしろ、まだ(一)だけなので、こういう発言は早すぎる
かもしれない。

いらつくのは、いかにアンデルセンといえども面白い物語もあるが、面白
くない物語りもあるので、全部読むのは、思ったより辛いことだった。

訳者の大畑末吉氏も、お一人で完訳をなさっているので、やはり先へ先へと
お急ぎになったのではあるまいか。
途方もない時間をお使いになったことだろう。

訳者注で面白いとおもったもののメモ
★アモール;ローマ神話の恋愛の神。キューピッドともいう。ギリシャ神話のエロスにあたる。背に翼が生え、弓矢を持った裸体の美しい少年の姿であらわされる。その矢で射られた人間は愛を感ずる。

質問:日本にあるキューピーって、人形、あれは何だ? はて?
マヨネーズでは、ないしなあ。
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