日本学術会議の新会員候補6人の任命が見送られた問題で、任命されなかった松宮孝明立命館大教授(刑事法学)らは2日、野党合同ヒアリングにオンラインなどで参加し「会議が推薦した会員を拒否することは会議の独立性を侵すと考えるべきだ」と首相を相次いで批判した。
立憲民主党など野党は内閣府などに「排除」の経緯をただし、26日召集方向の臨時国会に向け政権追及を強めた。
野党ヒアリングには6人のうち3人が参加。岡田正則早大教授(行政法学)は「今後の学術に大きなゆがみをもたらす。法にのっとって手続きをする必要がある」とし、恣意的な選定を回避すべきだとした。
日本学術会議の新会員 菅総理6人を任命せず(2020年10月2日)
野党「学問の自由を侵害」 政府を徹底追及の構え(2020年10月2日)
加藤官房長官の説明に違和感しかない 本来は、「学術会議の推薦に基づいて内閣が任命」 今回、菅のしたことは、「学術会議の推薦に関して、人事任命権を持たない内閣が、人事任命権を行使した」 これは一連の安保関連法案に学術的に異論を唱えた学者への弾圧です #日本学術会議への人事介入に抗議する
引用ツイート
日本国憲法第6条「天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する」 日本学術会議法第7条2「会員は、第十七条の規定による推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」 「〜に基づいて、××が任命する」という解釈が、××が任命を拒否できるという解釈になると大変なことになる。