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香港、民主活動家の黄之鋒氏を逮捕 2019年の「違法集会」理由に
【9月24日 AFP】香港の著名な民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン、Joshua Wong)氏(23)が、2019年の「違法集会」を理由に逮捕された。弁護士が明らかにした。
弁護士によると違法集会とされたのは、香港政府が昨年導入したデモ参加者の覆面を禁じる緊急条例に抗議するデモ。黄氏のツイッター(Twitter)への投稿によると、「覆面禁止条例への違反」も逮捕容疑の一つだという。(c)AFP
黒人女性射殺、大陪審判断めぐり全米でデモ拡大 警官撃たれる
【9月24日 AFP】(更新、写真追加)米黒人女性ブリアンナ・テイラー(Breonna Taylor)さん(26)が警官に射殺された事件で、関与した警官3人のうち1人しか起訴されず殺人罪が適用されなかったことを受け、全米各地で23日、抗議デモが拡大している。事件が起きたケンタッキー州ルイビル(Louisville)では、デモの最中に警官2人が撃たれた。
警察はAFPに対し、ルイビルで警官2人が撃たれ、負傷したと明らかにした。いずれも命に別状はないという。また、この事件で容疑者1人の身柄を拘束したとしている。
Police shot during Breonna Taylor protests in Louisville, Kentucky
2020/09/24
トランプ氏、平和的な政権移譲を保証せず 「投票取り除けば継続」
【9月24日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は23日、11月の大統領選で敗北した場合、政権を移譲すると記者団に保証することを拒んだ。民主党の対立候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領のほか、共和党内部からも軽蔑の声が上がっている。
ホワイトハウス(White House)での記者会見で、米国における民主主義の最も基本的な理念である大統領交代に伴う平和的な政権移譲を約束するかと問われ、「何が起きるか、われわれは目撃することになるだろう」と答えた。
【9月24日 AFP】クジラの大量打ち上げ現象について、Q&A形式でまとめた。
Q:クジラが浜辺に打ち上げられる理由は?
高周波ソナー(音波探知機)も原因の一つに挙げられている。2002年にスペイン領カナリア諸島(Canary Islands)で北大西洋条約機構(NATO)軍の演習後にクジラが大量に打ち上げられた際には、対潜水艦ソナーの使用が原因ではないかと疑われた。
オーストラリア南部タスマニア(Tasmania)島に本部を置くオーストラリア海洋哺乳類センター(AMMC)のマイク・ダブル(Mike Double)所長によると、打ち上げられたクジラやイルカが1頭だけの場合は通常、病気が原因だという。
病気になった1、2頭のクジラが浜辺に向かって進み、非常に社交性の高い群れがこれを追いかけた可能性があるケースや、水深の深い海域から獲物を追いかけて迷い込み、海岸に近づきすぎた可能性が考えられるケースもあるという。
Q:よくある現象なのか?
悲しいことによくある現象で、特に豪南部ではクジラの大量打ち上げが頻発している。隣国ニュージーランドでも2017年、600頭あまりのクジラが浜に乗り上げ、救助隊が約400頭をどうにか救出した。
ニュージーランド・マッセー大学(Massey University)の海洋哺乳類学者カレン・ストッキン(Karen Stockin)氏によると、両国にはクジラが打ち上げられる「ホットスポット」として知られる地域がある。またニュージーランドでの発生記録は1800年代までさかのぼることができる。
クジラの大量打ち上げは、世界の他の地域でも頻繁に発生している。
2015年4月には、イルカの一種カズハゴンドウ約150頭が茨城県鉾田(Hokota)市の海岸に打ち上げられているのが見つかった。さらにこの年には、チリ南部パタゴニア(Patagonia)地方の人里離れた入り江でクジラ300頭あまりが発見された。
知られている範囲で20世紀最大規模の事例の一つは、1946年10月にアルゼンチン近海で推定835頭のオキゴンドウが打ち上げられていた例だ。
(以下略)