女系天皇に前向きな意見
皇位継承策の専門家聴取
政府は31日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)の第5回会合を開き、海外王室や歴史の専門家ら4人から意見を聴取した。
このうち3人が女性天皇に賛成。女系天皇にも前向きな意見が相次いだ。政府は次回6月7日の会合で専門家からの意見聴取を終了すると明らかにした。
君塚直隆・関東学院大教授は、父方が天皇の血筋を引く男系の男子のみが継承する現行制度を改めるべきだと主張。継承順位は男女問わず第1子を優先すべきだと訴えた。
橋本有生・早稲田大法学学術院准教授は「女性天皇は過去にも存在し、伝統の観点からも否定されない」と説明した。
閲覧を続けるには、ノアドット株式会