とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

詩を書く男 音楽をやる男

2006年04月02日 22時44分57秒 | 私のこと(日記)
わたしは、まだ学童期にならないときには、音楽をやる男が軟弱
に思えて憎しみさえ感じていた。
というのは、祖父の家の隣のボンボンが、なよなよとしていて、
ヴァイオリンを習っていたからです。

彼は、私が祖父の家に遊びに行くと、子供用のヴァイオリンを
手に持ってなよなよと、ヴァイオリンを習いに出かけていくの
です。わたしは、その姿を、いまいましい気持ちで、いつも眺
めていました。

そして...じつは言うとね、私が祖父の池で鯉をながめている
ときに、そのボンボンがヴァイリオンをもってつかつかと寄っ
てきて
「なに見ているの?」と聞いてきたから、
「そこに、赤い鯉がいるでしょう?もっと前にでて見て御覧な
さい」
と言って、「どれどれ」と池のふちに立ったボンボンを、うし
ろから思い切ってついて、ヴァイオリンごと、池に落っことし
たのであります。 

わたしが、好みをがらりと変えて、音楽をやる男、詩を書く男
が憧れの的になったのは、それは、北山修がギターをかかえ、
「さらば恋人」「風」などをもって、フォーク・クルセイダーズ
として彗星のごとく現れてから。(*^^)v

わたしは、大きな誤解をしていた。まちがっていた。音楽をやる
男に、詩を書く男に。(*^^)v
 
さわやかな風のように、ゆれるように詩を書く男、音楽をやる男。
すてき!(ひとの心とあきの空)

だが、自分が好かれる自信は、まったくない。昔、憎しみを感じて
いたことが、すぐ、ばれるだろうから。  
教訓:早く結論をだすべからず!
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