【速報】知念覚氏が当選確実 那覇市長選 自民・公明推薦
2022年10月23日 22:43 沖縄タイムズ
任期満了に伴う第23回那覇市長選は23日投開票され、前那覇市副市長の知念覚氏(59)=自民、公明推薦=が当選を確実にした。一騎打ちとなった無所属新人の前県議の翁長雄治氏(35)=立民、共産、社大、社民、れいわ、にぬふぁぶし推薦=を破り、自公勢力としては10年ぶりの勝利となった。
一方の翁長氏は3児を育てる子育て世代の当事者として子育て支援策を訴えた。玉城デニー知事と共に辺野古新基地反対を主張したが、支持が伸びなかった。
今回の市長選は、「オール沖縄」を構築した故翁長雄志氏の後継知事の玉城氏と、後継市長の城間氏がそれぞれ両候補の支援に回る異例の「代理対決」の構図となった。
知念 覚氏(ちねん・さとる)1963年9月19日生まれ。那覇市首里出身。沖縄大学卒。85年那覇市役所入り。翁長雄志市政(00~14年)で秘書広報課長、総務部長、政策統括調整監を歴任。現在の城間幹子市政では副市長を7年半務め、今年8月に辞職した。