ゴーン前会長の弁護人、弘中惇一郎氏が会見 3回目の保釈請求(2019年3月4日)
ゴーン被告保釈認める、東京地裁 保証金10億円、拘束100日超
東京地裁は5日、会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)の保釈を認める決定をした。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと判断した。保釈保証金は10億円。昨年11月の逮捕以降、身柄拘束は100日を超えた。検察側は準抗告する方針。これが退けられると、早ければ5日中に勾留先の東京拘置所から保釈される可能性がある。
争点を絞り込む公判前整理手続きが始まっていない段階で、否認している被告の保釈決定が出るのは異例とみられる。欧米を中心に勾留長期化への批判が出ていた。
弁護人が今年2月28日に保釈請求していた。