- 国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報担当は2日の記者会見で、ツィマノカウスヤ選手は日本当局が保護しており、国連の難民機関も関わっていると話した。
アダムス広報担当はさらに、IOCとしてベラルーシ国内オリンピック委員会(NOC)に詳しい報告を書面で提出するよう求めたと述べた。IOCと日本当局は協議を続ける方針という。
ベラルーシでは昨年8月、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領が6選を決めたことに、多くの国民が不正だと強く反発し、国内で大規模な抗議が起きた。IOCは今年3月、NOCに対して、抗議デモに参加したアスリートたちを保護しなかったことを理由に、大統領の長男の会長就任などを認めないなど、処分を科している。
帰国を拒否し、欧州の他の国への亡命を希望しているとされる。チェコ共和国とポーランドがすでに、保護する用意があると申し出ている。
ベラルーシでは1994年から続くアレクサンドル・ルカシェンコ政権が、反体制派を厳しく取り締まっている。
参加した。その後、代表選手になれるだけの技量をもつ優秀な選手たちが、訓練費用を絶たれ、代表チームから外され、拘束される事態になった。
今年5月には政権に批判的なジャーナリストが乗る旅客機がベラルーシに強制着陸させられ、ジャーナリストは拘束された。(後略)
東京オリンピックの開幕後、都内では、選手を輸送するバスなど大会関係の車両が絡む事故が、1週間で少なくとも50件起きていたことが分かりました。
警視庁は、全国各地から運転手が集められているため、都心の道に慣れていないことなどが背景にあるのではないかとしています。
東京オリンピックの競技会場が集中する都内やその周辺では、大会関係者の輸送ルートを確保するため、7月19日から大規模な交通規制が行われ、多くの大会関係の車両が行き来しています。
こうした中、都内で大会関係の車両が絡む事故が、開幕から7月29日までの1週間で少なくとも50件起きていたことが、警視庁への取材で分かりました。
このうちのほとんどは物損事故ですが、軽傷の人身事故も1件含まれるということです。
東京オリンピックでは、全国のおよそ600のバス会社などから運転手が集められ、選手や関係者の輸送にあたっています。
警視庁は、運転手が都心の道に慣れていないことや、競技のスケジュールに間に合わせようと急ぐケースがあることなどが事故の背景にあるのではないかとしています。