今日は天木さんの指摘が身に沁みる。安倍晋三と自民党の心と頭脳の貧しさが身に沁みるのだ。米国は自国の利益のために動いている。中國だって韓国だってフィリッピンだって、どこも自国の利益のために外交をしている。日本だけだ。強いものに弱く、弱いものを食い物にする国は。
日本は米国の二枚舌外交に翻弄されてはいけない
米軍制服組のトップであるダンフォード統合参謀本部議長が来日し、安倍首相ときのう8月18日会談した。
それを報じるきょう8月19日の各紙の報道は、2プラス2の合意に次いでダンフォード・安倍会談で、日米同盟強化が確認されたと報じている。
しかしダンフォード議長は日本にくる前に中国を訪問し、習近平主席と会っている。
しかも、ダンフォード議長はわざわざ中朝国境地帯を訪問し、宋普選北部戦区司令官と会って、米中軍事協力の重要性を確認している(8月19日日経)
これは何を意味するのか。
北朝鮮問題をめぐる米国の対応は、米朝対話を始めるにせよ、軍事行動に踏み切るにせよ、中国との合意なしには出来ないということだ。
しかもトランプの後ろにはキッシンジャーという中国とのパイプ役が健在だ。
日本は米国の二枚舌外交を忘れるなということだ。
使い物にならない迎撃ミサイルシステムを次々と買わされるのが日米同盟強化の実態なら、そしてその通りに違いないが、国民は浮かばれない。
メディアもそれを知らないはずはないだろう。
知っているなら国民に知らせるべきである(了)