とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

パトリック・ベンソンの心あたたまる絵

2006年05月14日 08時58分05秒 | 児童文学(絵本もふくむ)
これっという絵本に出会うのも、出会いの一つなのかもしれません。
有名な絵本だといっても、これっという絵本になるかどうかは、分からないものだと思います。

『あこがれの星をめざして』という絵本を読み、ファンタジーをもりあげる本格的絵画パトリック・ベンソンのこころあたたまる絵に夢中になりました。

嵐のために浜辺にうちあげられたウミドリのヒナ。
しかし、海に飛び出す勇気のでないウミドリのヒナは、石をつみあげて
隠れ家をつくり篭る。
少しづつ外にでてくるが、どうしても海に飛び立っていく勇気がでない。
浜辺にねころび、夜空に光る「あこがれの星」をみあげるウミドリのヒナ。

大きなあどけない目をしたウミドリの「いじらしさ」「かわいらしさ」「自信のなさ」は、胸にやきつきます。

しかし、ある日、ウミドリのヒナは、勇気をだして、翼をひろげ、あこがれの星をめざして、嵐の海に飛び立ってゆく。

感動のラストまで どのページも とてもいい。

『あいしているから』は、パトリック・ベンソンの絵が目当て。モグラの話らしいのですが、これがなかなか手に入らず、アマゾンでも入手できず、今度は紀伊国屋に発注。
紀伊国屋、はたしてゲットできるか。
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