兵庫県の斎藤元彦知事が再選された知事選でPR会社経営者に違法に報酬を支払ったなどとして、上脇博之神戸学院大教授と郷原信郎弁護士が2日、斎藤氏と経営者に対する公選法違反(買収、被買収)容疑の告発状を1日付で兵庫県警と神戸地検に郵便で発送したと明らかにした。
PR会社は兵庫県西宮市の「merchu(メルチュ)」で、経営者の女性が知事選の広報全般を担ったとするインターネット記事を公開。公選法は有権者や運動員に対し、金銭や物品のほか、財産上の利益、職務を供与することを禁じている。
告発状によると、メルチュが斎藤氏から戦略的広報業務を受託し、ネットによる選挙運動を含む広報全般の企画・立案を実行。斎藤氏が71万5千円を選挙運動への報酬として支払い、選挙運動員に金銭を供与した、としている。
斎藤氏は11月25日の記者会見で、PR会社に支払った71万5千円は公選法で認められたポスターの制作費などだったと説明。代理人弁護士も会見し「SNS戦略や広報全般を任せた事実はない」と述べ、運動員買収を否定した。
【参考;管理人】
兵庫県“出直し”知事選 きっかけは斎藤元彦氏への告発文書「おごり、慢心があった」反省から再出発
[ 2024年11月17日 20:13 ]
12/2(月)朝刊チェック:斎藤元彦の明かな嘘
NHK党立花氏公開の「プライバシー情報」 斎藤兵庫知事「本物かどうかわからない」
産経新聞 12/2
兵庫県の斎藤元彦知事は2日、斎藤氏の疑惑などを告発した元県幹部の男性=7月に死亡=が公用パソコン内に保管していた私的情報だとして、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が交流サイト(SNS)上などで公開したデータについて、「本物かどうかわからない。事実関係を確かめる第三者委員会の設置を検討している」と話した。同日午後、県庁内で報道陣の取材に答えた。
斎藤氏は「まずは今SNS上に流れている情報がどういうものかを弁護士ら第三者の中で確認することが大事だ」との認識を示し、第三者委の設置方法などについて今後検討するとした。
【斎藤元彦知事を公選法違反で告発・オンライン会見】郷原信郎の「日本の権力を斬る!」#387
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