とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

赤い椿が さいたのよ

2006年04月24日 23時35分20秒 | 創作詩
  赤い椿が さいたのよ
  赤い椿が さいたのよ

  玄関先に 26年前に植えた 三本の木
  毎年いつも さくのだが
  一年だけ さかなかった ときがある
  それは毛虫が はっぱもぜんぶ つぼみもぜんぶ たべたから

  赤い椿が さいたのよ
  赤い椿が さいたのよ

  あたらしい はっぱがついて つぼみがついて
  濃い緑 赤いはな それがとても きれいなの
  それを目にして うれしいの
  いっしょに 椿の木 その向かい側 常緑木の 緑のはっぱ

  赤い椿が さいたのよ
  赤い椿が さいたのよ  
  
  一年だけ さかなかったときが あるけれど
  赤い服きて この道を かけて走った 少年の子
  おもいでが よみがえるのか
  そうじゃない ただ 赤い椿が さいたのが うれしいの
  
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