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この階段を登ったところに家族の住居があった。
幼なかった3人の息子の笑い声、階段の上で夫を待つパグ、犬と抱き合う夫、今のチャドーの6匹の兄弟と親猫、すべてがあった。
そして私の生きがいはⅠ年中丹精を込めて咲かせていた夫の仕事場の花だった。
2011年のパンジー
2012年の最後のベゴニア
そして次男が贈ってくれた誕生日の花 2013年
私は毎朝、この旧宅への喪失感とともに目覚める。
リタイアするための整理であったが、早まったことをしたのだろうか?
いや、今をのがしたら体力がなくなり整理ができなくなっただろう。
そんな揺れる思いはなんだろうか?
「生物は老いて必ず死ななければなりません。悲しむなかれ」
母の言葉がこだまする。