大規模接種、ネット予約開始へ 高齢者ワクチン、処理に課題
自衛隊が運営し24日に開設する高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの予約受け付けが17日始まる。防衛省ホームページや通信アプリのLINE(ライン)から専用ページに入る。アクセス集中によるシステム障害を防ぐため、開始当初は東京23区と大阪市の住民に限定。この日も東京会場は午前11時ごろ、大阪会場は午後1時ごろから予約の操作ができるようになる予定だ。
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(2021年05月17日 11時48分 更新 産経
(画像はネットから借用)
東京都は、17日午後3時時点の速報値で都内で新たに419人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の月曜日より154人減りました。
政府が大阪で行う大規模会場でのワクチン接種は、17日から予約の受け付けを始めましたが、用意した1週間分の予約2万5000件は、すぐに埋まりました。
政府はワクチン接種を加速させるため、大阪と東京に大規模会場を設置して5月24日から高齢者への接種を進める予定で、17日から予約の受け付けを防衛省のホームページやLINEなどインターネットで始めました。
アクセスの集中を避けるため、大阪では受け付けを大阪市に住む65歳以上の高齢者に限定しましたが、防衛省によりますと、用意した1週間分の予約2万5000件は、受け付けの開始からおよそ25分で、すべて埋まったということです。
新たな予約は来週から受け付ける予定で、対象となる地域は、
▽5月24日からは大阪府内、
▽5月31日からは大阪、京都、兵庫に拡大されます。
一方、接種会場となる大阪 北区の大阪府立国際会議場では、接種を担う自衛隊員らの部隊が編成され、発足式が行われました。
この会場では、1日最大5000人規模で接種を進めることにしていて、ワクチンは、自治体に供給されているファイザーではなく、モデルナのワクチンを使うことが検討されているということです。
ただし、国の予約のシステムは自治体とつながっていないため、仮に同時に予約した場合、いずれかをキャンセルしなければ、一方のワクチンがむだになるおそれがあるということです。
防衛省は、予約の重複を避けるとともに、重複した場合はいずれかの予約を速やかに取り消すよう呼びかけています。
30分かかって予約「安心しています」
大阪市が行う接種では、予約のスケジュールが決まっているのは75歳以上までで、林さんなど65歳から74歳までの人については具体的な日程は示されていません。
林さんは地域の自治会長を務めていて、会合などの際のリスクを減らしたいとの思いから、政府が設けるセンターでの接種の予約を試みました。
午後1時から、それぞれスマートフォンを手にLINEで予約しようとしましたが、予約待機画面から、なかなか次の画面に進みませんでした。
知佳さんにも手伝ってもらいながら、林さんはおよそ15分後、妻の裕子さんは30分近くかかって予約をとることができましたが、別々の日時になったということです。
林さんは「自分が感染したり、周りに感染させてしまったりするのが心配でした。予約をとることができて安心しています」と話していました。
東京419人、大阪382人感染=1週前から大幅減―新型コロナ
2021/05/17 17:47
東京都は17日、新たに419人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たり500人を下回ったのは4月26日以来。大阪府では4月5日以来の300人台となる382人の感染が確認された。いずれも前週月曜日(東京573人、大阪668人)を大きく下回った。
兵庫県の新規感染者も、前週月曜日の半分以下となる120人だった。100人台は4月12日以来。
全国の重症者は前日比4人増の1227人だった。
都によると、新規感染者の直近1週間平均は784.4人で、前週(779.1人)比0.7%増加した。都基準の重症者は前日から1人増え85人だった。