新型コロナウイルス、感染者が確認された国と地域(1日午後5時30分現在)
2020年2月1日 18:05 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 ]
【2月1日 AFP】中国中部・湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)の市場で発生し、世界中に拡散している新型コロナウイルスについて、これまでに感染者が確認された国と地域を以下にまとめた。
■中国
1日時点で259人が死亡、1万1791人の感染を確認。感染者の大部分が武漢市内とその周辺に集中している。死者のほとんどは武漢地域で確認されたが、北京など他地域でも複数の死者が確認されている。
<アジア太平洋地域>
■日本
これまでに14人の感染を確認。うち2人については、人から人への感染が確認されている。武漢からの観光客を乗せたバスの運転手とツアーガイドが、最近の中国への渡航歴がなかったにもかかわらず感染した。
■香港
これまでに13人の感染を確認。
■マカオ
これまでに7人の感染を確認。
■オーストラリア
これまでに10人の感染を確認。ほとんどが武漢または湖北省から訪れた人々。
■カンボジア
これまでに1人の感染を確認。武漢から到着した60歳の男性。
■インド
1月30日に1人の感染を確認。武漢大学(Wuhan University)に通う女子大生で、病院で隔離された。
■マレーシア
これまでに8人の感染を確認。全員が中国人。
■ネパール
これまでに1人の感染を確認。武漢から到着した男性。
■フィリピン
1月30日に初の感染者を確認。武漢から到着した38歳の女性で、既に症状は出ていない。女性がフィリピンに到着したのは21日で、その4日後に診察を求め、検査入院した
■シンガポール
1月31日に新たな感染者3人を確認。感染者数は計16人に。
■韓国
1月31日に新たな感染者4人を確認。感染者数は計11人に。
■スリランカ
これまでに1人の感染を確認。湖北省から訪れた中国人観光客。
■台湾
これまでに10人の感染を確認。ツアー旅行で台湾を訪れた70代の中国人女性2人も含まれている。
■タイ
これまでに19人の感染を確認。
■ベトナム
これまでに5人の感染を確認。
<北米>
■カナダ
これまでに4人の感染を確認。
■米国
これまでに7人の感染を確認。感染確認場所の内訳はカリフォルニア州が3人、イリノイ州が2人、アリゾナ州とワシントン州が各1人。
<欧州>
■英国
1月31日に2人の感染を確認。同国での感染確認はこれが初めて。
■フィンランド
1月29日に1人の感染を確認。武漢からの観光客で、病院内の隔離された場所で治療を受けている。
■フランス
これまでに6人の感染を確認。欧州で新型コロナウイルスの感染が確認されたのはフランスが初めて。
■ドイツ
これまでに7人の感染を確認。
■イタリア
ジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)首相は1月30日、最近イタリアに到着した中国人観光客2人の感染を確認したと発表した。
■ロシア
1月31日に2人の感染を確認。いずれも中国人。
■スウェーデン
1月31日に1人の感染を確認。同国での感染確認はこれが初めて。
■スペイン
1月31日に1人の感染を確認。同国での感染確認はこれが初めて。
<中東>
■アラブ首長国連邦(UAE)
1月29日、数日前に武漢から到着した中国人一家4人が感染していることが発表された。(c)AFP
武漢に隣接の黄岡市 市民に事実上の「外出禁止措置」 新型コロナウイルス感染拡大で
新型コロナウイルスの感染が拡大している中国・武漢市から、チャーター機で帰国した日本人の中から、新たに3人の感染が確認された。
一方、中国・武漢市に隣接する黄岡市は、市民に対する、事実上の「外出禁止措置」に踏み切った。
湖北省黄岡市は1日夜、市民に対し、各世帯で「2日に一度、1人に限り、買い物に出る以外は自宅から出てはいけない」とする措置を発表した。
また市長は、隣接する武漢市の封鎖前に「60~70万人が黄岡市に戻ってきた」とし、「きょう、あすで感染確認が大幅に増える」との見通しを示した。
こうした中、香港大学の研究チームが武漢市での感染者数について、1月25日までに7万5,800人あまりに達したとの推計値をイギリスの医学誌「ランセット」に発表した。
推計は、武漢市から海外に移動後、感染した人の数などをもとに行われ、「きちんと対応しなければ、海外の大都市も感染の『震源地』になりうる」と指摘している。
一方、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)国際空港でも検疫態勢が強化され、1日に運航停止前の最後の北京便が到着した際、防護服姿の空港関係者が対応する様子を北朝鮮メディアが報じた。
また、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が、習近平国家主席にお見舞いの書簡を送ったとも伝えている。
(2020/02/02)
新型ウイルス、死者304人に 患者は1万4300人超える 中国
2020年2月2日 9:40 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 ]
【AFP=時事】中国の国家衛生健康委員会(NHC)は2日、新型コロナウイルスによる肺炎の死者は45人増えて304人になったと発表した。新たな死亡例はいずれも流行の中心地となっている湖北(Hubei)省で発生した。
新規患者は2590人増え、全国の患者は1万4300人を超えた。(c)AFP
これが「フランス流」、隔離先は海辺の保養施設 武漢から帰国の179人
2020年2月2日 10:35 発信地:カリールルエ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]
【2月2日 AFP】新型コロナウイルス感染の症状が出ていないかどうかを確認するため、1日2回検温し、看護師にチェックしてもらう。それ以外の主な心配事は、携帯電話の充電や洗濯をどうするかだ。
中国からフランスに帰国した179人――ほとんどはフランス人とその中国人配偶者――は1日、フランス南東部のリゾート地で隔離生活を開始した。今後2週間をそこで過ごすことになる。
隔離施設となったのは、地中海に面した港町マルセイユ(Marseille)から約30キロの距離にあるカリールルエ(Carry-le-Rouet)の村外れの海辺にある保養施設。隔離対象者は、マスクさえしていればそこで自由に過ごすことができる。
隔離生活最初の朝を迎えた1日、早起きして日の出を楽しむ人もいれば、温暖な気候の屋外で座って読書したり、施設内を見て回ったりする人たちもいた。
この施設に来ている赤十字(Red Cross)の幹部マルク・ジルトマン(Marc Ziltman)氏は、「使われていない兵舎を使えば簡単だった」と言う。だがフランス当局は隔離対象者をできる限り快適に過ごさせることを選択した。
ティーンエージャーにはバレーボールとコート、幼児には図工教室、大人にはコーヒーを飲みながらくつろぐスペースが用意され、病院や診療所というよりもリゾートといった様相だ。
これまでのところ、この施設で新型コロナウイルスに感染している兆候を示した人は一人もいない。
■コンシェルジュサービスも
医師と看護師、心理学者ら約20人で構成される医療チームが隔離対象者のケアを担当。この他、赤十字のボランティア30人とフランスの憲兵が物資の補給などで支援する。
隔離対象者たちは1日、急な本国帰還により生じた差し迫った難題の解決に取り掛かった。難題とは、洗濯はどうするのか、中国元の両替はどうするのか、たばこをどうやって入手するのかといったものだ。既にコンシェルジュサービスの提供が始まり、隔離対象者のニーズに応えている。
しかしいずれにせよ、彼らがいるのは海辺の村カリールルエから3キロ以上離れた入り江にある松林の中にある保養施設だ。
中国から帰国した男子学生の両親が洗濯済みの衣類が入った旅行かばんを届けに来たが、中に立ち入ることはできず、出入り口で憲兵に渡さなければならなかった。
しかし、父親は息子がフランス国内で世話されていることに安心したようだ。施設前に集まった報道陣に対し、「彼ら全員がとても快適な環境で過ごせて安心していると思う」と語った。(c)AFP/Sébastien RICCI
増え続ける感染者 対応巡り地方の党幹部ら大量処分(20/02/02)
共同通信社 2020/02/02 13:07
北京共同】中国国家衛生健康委員会は2日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が2590人、死者が45人増えたと発表した。中国本土の感染者は1万4380人、死者は304人となった。フィリピン保健省は2日、新型肺炎で男性(44)が死亡したと明らかにした。同省によると、中国国外での死者は初めて。
湖北省の2日の発表によると、同省だけで感染者が1921人増えた。中国国内で増加した死者45人は全て同省内で確認された。
出稼ぎ者らのUターンは既に始まっている。中国当局は北京など都市部での感染拡大を懸念、休暇明け後の勤務を可能な限り在宅で行うよう指導している。
エリック C@x__ok·43秒
パニックを助長するのがまずいからと、数日、迷いましたが、パニックを起こさない為の一番必要なことは情報を隠さない事だという基本に帰って、これをツイートすることにしました。現在の中国のコロナウイルス(2019-nCoV)被害状況及び完治者の発表値は、こちらで見れます。
https://ncov.dxy.cn/ncovh5/view/pneumonia…
引用ツイート
エリック C@x__ok · 8分
来週あたりの北京と上海の様子を見れば、東京などがどうなっていくか推測ができる。パニックを起こさない様にできるだけ早く準備して行く事が必要。特に治療物資の確保。
平壌空港でも厳戒態勢 北朝鮮、中国便は2月欠航
朝日新聞社 2020/02/02 13:36
香港政府は1日深夜、横浜から大型クルーズ船に乗って香港に帰国した男性(80)から新型コロナウイルスによる肺炎が確認されたと発表した。香港での感染者は14人目。男性は香港から日本に行く前に中国本土を訪れていたが、感染経路は分かっていない。
発表によると、男性は1月10日、香港から中国広東省深圳市に入り、数時間滞在。香港に戻った後、17日に飛行機で日本へ移動した。20日に横浜から乗船し、25日に香港に到着したという。
男性は大型クルーズ船に乗り込む前日からせきが出始め、香港到着後の30日には発熱したことから、病院で検査を受けた結果、陽性反応が出たという。
香港紙によると、大型クルーズ船は横浜を出航後、22日に鹿児島に停泊した。乗客の約8割が日本人だったとしている。(香港=益満雄一郎)
産経ニュース@Sankei_news·3時間
【更新】
フィリピンで死亡したのは中国・武漢出身の男性(44)。香港経由で1月21日にフィリピンに入った後、発熱やのどの痛みなどの症状があり、首都マニラの病院に入院していました。
男性と同行していた女性も新型コロナウイルスに感染しているという。
平壌空港でも厳戒態勢 北朝鮮、中国便は2月欠航
itou kino@ItouKino
エリックさんがツイートされたので、私もします。
米国のジョン・ホプキンス大学のサイトで海外も含めたデータがここで見れます。
時差があるせいか、更新が少し遅い時もありますが、間違えはありません。
和田浩明/Hiroaki Wada@spearsden
新型コロナウイルスに関するまとめ、NYT 2/1 https://nyti.ms/38Xc1ho 感染力は中程度でSARSと同等。致死率は未確定だが3%以下と見られる。交通の要衝で発生したため速く拡大。中国の対処には遅れの批判。ワクチン一般供給まで少なくとも1年。
新型肺炎「1週間ほど上気道炎」 学会で医師が報告
2020年02月02日19時16分 jiji.com
中国・武漢市を中心に急増している新型コロナウイルスによる肺炎に関し、国立国際医療研究センターの忽那賢志医師は2日、金沢市内で開かれた日本臨床微生物学会で、国内で確認された患者らの情報を基に「1週間ぐらい(のどの痛みやせきなどの)上気道炎の症状が続く」と報告した。
忽那医師は、発症からしばらくは「肺炎を伴わないことがあり、診断が難しい」と述べた。
中国での死亡者の多くは持病があったと報告されており、同センターの大曲貴夫・国際感染症センター長は「(健康な人の場合)思ったよりずっと軽症だ」と指摘。「マスコミで醸し出されている印象との強烈な乖離(かいり)を感じる」と過熱する報道を疑問視した。