とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

「天皇家の亀裂 雅子妃の孤独」文芸春秋

2007年02月14日 15時01分58秒 | 時事問題(日本)
 まず、雅子妃に対して、「覚悟がたりない」とか「公務を休みながら、乗馬をしている」などと、今さらながらの精神的な苦しみの治療に対する理解のないことを、残念に思います。治療には長くかかると覚悟する必要があると思います。
 ご静養に対して、公人と私人とはちがう、というが、肺炎のかかりかたは、同じ人間ですから同じでしょう。

 雅子妃は、非常に真面目な方であり、真面目すぎるほど真面目だとご拝見します。だからこそ、お苦しみになるのだと、どうして信じきることができないのでしょうか?もっと温かく、辛抱強く見守りたい。


 美智子妃礼賛が目立つが、近いところでは美智子妃バッシングがあり、いつもご一緒に行動される天皇・皇后に対し、皇后がしゃしゃりですぎるとし、美智子妃を失語症に追い詰めたのは、あれはなんだったのでしょうか?それにミッチーブームも礼賛されていたが、ブームは確かにあったが、美智子妃には常に民間人という色めがねがついてまわったのを忘れたのだろうか?

 くるくる変わる評価に、あきれ、あきて、文芸春秋を投げ捨てた。

今後の皇室に関して、心配する気持ちは、わかるが、結局きちんとした意見がでてこない。今、やっと今生天皇・皇后のお気持ち・実践されてきたことが、ようやく分かった、というような良い部分もあったが。
だが、本当に乱暴ですが、おおざっぱにくくると、ただ単に誰かを悪者にして、責任をおしつけて問題解決をしようとする、みなれたパターンにあきました。焦りすぎが目立ちます。もっと長いスパンで考えていただきたい。まあ、最後の手段として、「いまのところ、取り込み中、混乱中」の札をぶらさげてもいいのではないでしょうか?

一国民としても、どうしていいか分からないし、雅子妃・皇太子殿下には、まわりの若者には「カムバック雅子。皇太子殿下のおっしゃることは分かる」と思う人が多いことをお伝えしておきたい。時代感覚は「個人」を自覚するという風に変化していると感じます。

追記:やはり皇位継承権の問題、つまり女帝を認める法の改正を先送りにしているのが、一番まずいことではないでしょうか?ひどい旧弊に思えますけど。

  終わり
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