とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

節煙効果は、ピーターラビットの絵本獲得となる

2007年02月15日 00時20分53秒 | 児童文学(絵本もふくむ)
《ビアトリクス・ポター(1886~1943)
ロンドンの裕福で厳格な家庭に育った。少女時代から田園を愛し、小動物の観察やスケッチに没頭した。彼女の自然に対する情熱は、『ピーターラビットの絵本』シリーズの創作に色濃く反映されている。
後半生はイングランド湖水地方に住みつき、羊の飼育と自然保護活動に力を注いだ。》

ビアトリクス・ポター さく・え いしいももこ氏訳 福音館書店
24冊の本に通し番号をつけて、このすばらしいお話の要約表をつくってみたい。ただいま、5冊獲得したところ。15×11センチの小さな本が、ポターの思いとお話の内容にぴったりで、しゃれている(かなりのファンになってしまったようです)

ポターは、じつに、よく、自然、動物、こどもたちを観察していると思います。動物の生態が正確でリアル。それらの動物が、動物のまま、すべてに名前がつけられ、個性豊かで、人間のように洋服を着たり、イギリス風の生活もする。こどもたちに身近な動物たちの、このような空想力豊かな個性をもった愛くるしい登場人物(?)たちがくりひろげるお話と、動物の世界と人間の世界のいったりきたり、ごちゃまぜは、こどもでなくとも、楽しくて、夢中になる。世界中の子ども達が100年間魅了されるはずだ。お話のなかで、たとえ子どものうさぎや猫が、ほんのちょっぴりムチでたたかれたり、怒られたりしても,
とても あたたかさがあります。なによりも、小動物たちへの愛情と、こどもたちを喜ばせたいという気持ちが情熱として伝わってくるように感じています。

そのポターの世界のバックになっているのが、イギリスの伝承童謡『マザー・グースの唄』だそうで、なにごとも奥深いものですね。

また、ポターの手法をターシャ・チューダーが受け継いだようです。

 並行して、もちろんアンデルセンも忘れてはいません。ひーひー、ぜーぜーと節煙。さて、どこまで成功するやら。
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