とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

子どもさんを亡くした親ごさんへ

2006年11月24日 10時04分13秒 | 時事問題(日本)
  人の子の遊ぶを見ればにはたづみ
  流るる涙とどめかねつも


(よその家の子供が元気で遊んでいるのを見ると、
 亡くなった自分の子供が思い出されて、
 流れる涙をおさえることができないことよ)

*にはたづみ―「流る」の枕詞

 『良寛の名歌百選』選・解説 谷川敏朗 考古堂 より 

気分を晴らすために、もう一首。


 古へに変はらぬものは荒磯海と
 向かひに見ゆる佐渡の島なり


新潟は、ただいま、北朝鮮に拉致された「横田めぐみ」さんの親御さんが、「めぐみよ、奇跡をおこせ」というサイトをたちあげてがんばっておられますね。タクシーの運転手さんの話ですと、新潟港だけが北朝鮮から人を載せた船が入港するのだそうです。めぐみさんが通っていた学校は、本当に海のすぐそばにありました。
北朝鮮からの船は他に、秋田、広島(?)でしたか入港するそうですが、人を載せる船ではなく、自動車や機械の部品などを運ぶ船だそうです。

新潟では、北朝鮮からの船が入港するたびに、スピーカーをつけた車が、「めぐみを返せ」などと拉致問題を訴えて走っておりました。

これも、親ごさんにとって、なんと長く辛い不幸でしょうか!

加えて、今の子供たちと若者がかわいそうで、涙が流れます。児童文学などを読んでいると、いたたまれなくなって、本を閉じてしまうことも、しばしばです。
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