人の子の遊ぶを見ればにはたづみ
流るる涙とどめかねつも
(よその家の子供が元気で遊んでいるのを見ると、
亡くなった自分の子供が思い出されて、
流れる涙をおさえることができないことよ)
*にはたづみ―「流る」の枕詞
『良寛の名歌百選』選・解説 谷川敏朗 考古堂 より
気分を晴らすために、もう一首。
古へに変はらぬものは荒磯海と
向かひに見ゆる佐渡の島なり
新潟は、ただいま、北朝鮮に拉致された「横田めぐみ」さんの親御さんが、「めぐみよ、奇跡をおこせ」というサイトをたちあげてがんばっておられますね。タクシーの運転手さんの話ですと、新潟港だけが北朝鮮から人を載せた船が入港するのだそうです。めぐみさんが通っていた学校は、本当に海のすぐそばにありました。
北朝鮮からの船は他に、秋田、広島(?)でしたか入港するそうですが、人を載せる船ではなく、自動車や機械の部品などを運ぶ船だそうです。
新潟では、北朝鮮からの船が入港するたびに、スピーカーをつけた車が、「めぐみを返せ」などと拉致問題を訴えて走っておりました。
これも、親ごさんにとって、なんと長く辛い不幸でしょうか!
加えて、今の子供たちと若者がかわいそうで、涙が流れます。児童文学などを読んでいると、いたたまれなくなって、本を閉じてしまうことも、しばしばです。
流るる涙とどめかねつも
(よその家の子供が元気で遊んでいるのを見ると、
亡くなった自分の子供が思い出されて、
流れる涙をおさえることができないことよ)
*にはたづみ―「流る」の枕詞
『良寛の名歌百選』選・解説 谷川敏朗 考古堂 より
気分を晴らすために、もう一首。
古へに変はらぬものは荒磯海と
向かひに見ゆる佐渡の島なり
新潟は、ただいま、北朝鮮に拉致された「横田めぐみ」さんの親御さんが、「めぐみよ、奇跡をおこせ」というサイトをたちあげてがんばっておられますね。タクシーの運転手さんの話ですと、新潟港だけが北朝鮮から人を載せた船が入港するのだそうです。めぐみさんが通っていた学校は、本当に海のすぐそばにありました。
北朝鮮からの船は他に、秋田、広島(?)でしたか入港するそうですが、人を載せる船ではなく、自動車や機械の部品などを運ぶ船だそうです。
新潟では、北朝鮮からの船が入港するたびに、スピーカーをつけた車が、「めぐみを返せ」などと拉致問題を訴えて走っておりました。
これも、親ごさんにとって、なんと長く辛い不幸でしょうか!
加えて、今の子供たちと若者がかわいそうで、涙が流れます。児童文学などを読んでいると、いたたまれなくなって、本を閉じてしまうことも、しばしばです。