URUK NEWS イラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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2008/02/20 (水)
［飛耳長目録 today's news list］
☆イラクをめぐる最新ニュース 2008/02/20
☆住民が避難し米軍はモスルに壁作り 2008/02/20
☆クルド当局はアラブ人の移住を制限 2008/02/20
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☆★イラクをめぐる最新ニュース 2008/02/20
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１）
Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 19 February 2008
イラク・レジスタンス・レポート ２００８年二月１８日
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0208/iraqiresistancereport_190208.htm
◆米軍基地二ヶ所にミサイル攻撃
◆米軍基地とグリーンゾーンが攻撃され米軍が探索
◆グリーンゾーンに７発以上のミサイル着弾
◆道路脇に立っていた市民を米軍ヘリが射殺
◆米軍基地がミサイル攻撃を受け、１６人を拘束
◆バスラのイギリス軍基地にロケット砲で集中砲火
２）
Iraqi Resistance Report for events of Monday, 18 February 2008
イラク・レジスタンス・レポート ２００８年二月１８日
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0208/iraqiresistancereport_180208.htm
◆米軍ハバニヤ基地にロケット弾攻撃
◆宗派主義の殺人続く、バグダッドで５人の死体発見
◆米軍のキャンプ・クロッパーをロケット弾が襲う
◆キャンプ・アナコンダ空港が迫撃弾の標的に
◆バイジでアメリカ兵が狙撃される、死亡
３）
U.S. troops erect walls in Mosul as inhabitants flee
住民が避難するなか米軍はモスルに壁を建設
http://www.azzaman.com/english/index.asp?fname=news2008-02-17kurd.htm
米軍とイラク軍は人口の密集する北部のモスル市で軍事作戦を展開するなか、
防護壁と障害物で住宅地を分断し、人の動きを困難にしている。 ヤルムーク、
サワル、シーハといった住宅地は完全に孤立させられた。・・・ 州政府の高官
は、匿名を条件に、アルカイダおよび米軍に敵対する他のグループは、どちらも
既に避難したか住民のなかに溶けこんでしまった、と語った。 米軍が空爆と激
しい砲撃をおこなうという、他の諸都市でやった間違いを繰り返さないという保
証はなく、何万人もの住民が安全地帯へ避難しつつある。
４）
US envoy warns over Iraq pullout
米国大使がイラク撤退に警告
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7254038.stm
バグダッドの米国大使は、イラク駐留米軍の性急な撤退は危険であると警告し
た。クロッカー大使のこの発言は、民主党の大統領候補が米軍撤退の期限を設け
ると語るなかで、（それを牽制するかのように／訳者補足）飛び出した。民主党
のオバマ候補は来年末までの全面撤退が望ましいと述べた。クロッカー大使は特
定の候補とか見解に直接コメントしたわけではないが、将来の撤退は設定された
期限にもとづくのではなく、現地の情勢にもとづくべきだという従来の自説を強
調した。
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☆★住民が避難し米軍はモスルに壁作り
イラク情勢ニュース 速報＆コメント ２月７日
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azzaman.comはモスルの状況を次にように報じている。住民全体にアルカイダの
レッテルを貼り、都市全体への包囲攻撃をおこなうのは、過去にファルージャ、
タルアファルその他で繰り返されてきた米軍の残虐な作戦と同じである。
U.S. troops erect walls in Mosul as inhabitants flee
米軍とイラク軍は人口の密集する北部のモスル市で軍事作戦を展開するなか、
防護壁と障害物で住宅地を分断し、人の動きを困難にしている。
ヤルムーク、サワル、シーハといった住宅地は完全に孤立させられた。
３００万人の人口を擁するモスル市は、イラクのアルカイダと反米ゲリラの主
要な拠点となっていた。
しかし、州政府の高官は、匿名を条件に、アルカイダおよび米軍に敵対する他
のグループは、どちらも既に避難したか住民のなかに溶けこんでしまった、と語
った。
米軍が空爆と激しい砲撃をおこなうという、他の諸都市でやった間違いを繰り
返さないという保証はなく、何万人もの住民が安全地帯へ避難しつつある。
イラク政府は、この軍事作戦がどれほどの期間続くかを明らかにしてない。
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☆★クルド当局はアラブ人の移住を制限
イラク情勢ニュース 速報＆コメント ２月２０日
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アルビル発 －－ ラシードは３ヶ月に１回、アルビルにある情報機関に行っ
て自分の身元確認資料を提出する。シーア派のイスラム教徒であるアラブ人は決
して１人で行くことはない。彼は自分の身元を保証するために、クルド人の保証
人を同伴しなければならない。
アルビルはイラクの一部なのに、クルド地域に住むイラクのアラブ人は同胞と
見なされてないと覚ることになった。
「彼らは私たちを外国人のように扱う」とラシードは言う。
バグダッドからアルビルに来るときは、クルド人である妻と子どもの安全が気
がかりだった。（クルド地域に来ると）ラシードは、善良な人間だと宣誓してく
れる人物を見つけなければならなかった。クルド当局は、有効期限３ヶ月の居住
許可を発行するにあたって、厳しい質問をしてきた。ラシードはどこにいてもそ
の許可証を携帯していなけらばならない。
「彼らは細かいことまで尋ねてきた」とラシードは言った。「どこに住むのか
？ 親戚はどこにいるか？ バグダッドにいたときの隣人は？ だが最も神経を
とがらせたのは、お前はスンニか、シーアか？ という質問だった」。
クルド地域政府の高官は、北部諸州に移住を希望する者を審査するだけで、選
別はしないと説明する。ここでは他の地域よりも、暴力ははるかに少ない。もし
政府が厳しくなければ、暴力分子がここに入り込む危険を冒すことになる、と、
アルビルの治安責任者イスマート・アルゴシは述べた。
「われわれはどんな人物であるか掌握しなければならない。クルド地域はイラ
クの一部だが、同時に、移住希望者については、その人物を知っており自分が責
任を負うと宣誓する現地の身元保証人が必要となる。それは安全を保つためであ
り、テロリストがクルド地域に侵入するのを防ぐためだ。」
現在、クルド地域の外から来たイラク人５万人以上がアルビルに住んでいるが
、皆登録しているとアルゴシは言う。それはアラブ人の多い州で生まれ育ったク
ルド人も同じである。
身元保証のためにクルド人の証言とおびただしい尋問が済んでから、居住者（
許可見込み）には市内に住むことを許可する特別のＩＤカードが発行される。こ
のカードは３ヶ月ごとに更新しなければならない。もしクルド地域の別の都市へ
移動したいときには、その都市でもクルド人の保証人を捜さなければならない。
この規則はクルド人とアラブ人の緊張を生んでいる。両者ともにイラク国籍だ
が、彼らは異なる言語を話し、異なる歴史を持っている。ほとんどのクルド人は
イスラム教徒だが、彼らは危険なバグダッドへ行くことは怖がっている。
最近、アルビルからスレイマニヤに行ったとき、兵士たちが車を道路脇に引き
込んで、ＩＤカードを点検していた。兵士はクルド人の男とアメリカ人女性には
すごく礼儀正しかったが、アラブ人の男には攻撃的な尋問をおこなった。
「スレイマニヤに行く許可はあるのか？ ＩＤカードを見せてみろ」と、アラ
ブ人は命令された。先のクルド人とアメリカ人は放免されても、アラブ人はおと
なしく書類を差し出した。
・・・（後略）
Kurds impose limits on where Arabs can live in Iraq's north
By Leila Fadel
McClatchy Newspapers
Sunday, February 17, 2008
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2008/02/20 (水)
［飛耳長目録 today's news list］
☆イラクをめぐる最新ニュース 2008/02/20
☆住民が避難し米軍はモスルに壁作り 2008/02/20
☆クルド当局はアラブ人の移住を制限 2008/02/20
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☆★イラクをめぐる最新ニュース 2008/02/20
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１）
Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 19 February 2008
イラク・レジスタンス・レポート ２００８年二月１８日
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0208/iraqiresistancereport_190208.htm
◆米軍基地二ヶ所にミサイル攻撃
◆米軍基地とグリーンゾーンが攻撃され米軍が探索
◆グリーンゾーンに７発以上のミサイル着弾
◆道路脇に立っていた市民を米軍ヘリが射殺
◆米軍基地がミサイル攻撃を受け、１６人を拘束
◆バスラのイギリス軍基地にロケット砲で集中砲火
２）
Iraqi Resistance Report for events of Monday, 18 February 2008
イラク・レジスタンス・レポート ２００８年二月１８日
http://www.albasrah.net/en_articles_2008/0208/iraqiresistancereport_180208.htm
◆米軍ハバニヤ基地にロケット弾攻撃
◆宗派主義の殺人続く、バグダッドで５人の死体発見
◆米軍のキャンプ・クロッパーをロケット弾が襲う
◆キャンプ・アナコンダ空港が迫撃弾の標的に
◆バイジでアメリカ兵が狙撃される、死亡
３）
U.S. troops erect walls in Mosul as inhabitants flee
住民が避難するなか米軍はモスルに壁を建設
http://www.azzaman.com/english/index.asp?fname=news2008-02-17kurd.htm
米軍とイラク軍は人口の密集する北部のモスル市で軍事作戦を展開するなか、
防護壁と障害物で住宅地を分断し、人の動きを困難にしている。 ヤルムーク、
サワル、シーハといった住宅地は完全に孤立させられた。・・・ 州政府の高官
は、匿名を条件に、アルカイダおよび米軍に敵対する他のグループは、どちらも
既に避難したか住民のなかに溶けこんでしまった、と語った。 米軍が空爆と激
しい砲撃をおこなうという、他の諸都市でやった間違いを繰り返さないという保
証はなく、何万人もの住民が安全地帯へ避難しつつある。
４）
US envoy warns over Iraq pullout
米国大使がイラク撤退に警告
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7254038.stm
バグダッドの米国大使は、イラク駐留米軍の性急な撤退は危険であると警告し
た。クロッカー大使のこの発言は、民主党の大統領候補が米軍撤退の期限を設け
ると語るなかで、（それを牽制するかのように／訳者補足）飛び出した。民主党
のオバマ候補は来年末までの全面撤退が望ましいと述べた。クロッカー大使は特
定の候補とか見解に直接コメントしたわけではないが、将来の撤退は設定された
期限にもとづくのではなく、現地の情勢にもとづくべきだという従来の自説を強
調した。
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☆★住民が避難し米軍はモスルに壁作り
イラク情勢ニュース 速報＆コメント ２月７日
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azzaman.comはモスルの状況を次にように報じている。住民全体にアルカイダの
レッテルを貼り、都市全体への包囲攻撃をおこなうのは、過去にファルージャ、
タルアファルその他で繰り返されてきた米軍の残虐な作戦と同じである。
U.S. troops erect walls in Mosul as inhabitants flee
米軍とイラク軍は人口の密集する北部のモスル市で軍事作戦を展開するなか、
防護壁と障害物で住宅地を分断し、人の動きを困難にしている。
ヤルムーク、サワル、シーハといった住宅地は完全に孤立させられた。
３００万人の人口を擁するモスル市は、イラクのアルカイダと反米ゲリラの主
要な拠点となっていた。
しかし、州政府の高官は、匿名を条件に、アルカイダおよび米軍に敵対する他
のグループは、どちらも既に避難したか住民のなかに溶けこんでしまった、と語
った。
米軍が空爆と激しい砲撃をおこなうという、他の諸都市でやった間違いを繰り
返さないという保証はなく、何万人もの住民が安全地帯へ避難しつつある。
イラク政府は、この軍事作戦がどれほどの期間続くかを明らかにしてない。
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☆★クルド当局はアラブ人の移住を制限
イラク情勢ニュース 速報＆コメント ２月２０日
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アルビル発 －－ ラシードは３ヶ月に１回、アルビルにある情報機関に行っ
て自分の身元確認資料を提出する。シーア派のイスラム教徒であるアラブ人は決
して１人で行くことはない。彼は自分の身元を保証するために、クルド人の保証
人を同伴しなければならない。
アルビルはイラクの一部なのに、クルド地域に住むイラクのアラブ人は同胞と
見なされてないと覚ることになった。
「彼らは私たちを外国人のように扱う」とラシードは言う。
バグダッドからアルビルに来るときは、クルド人である妻と子どもの安全が気
がかりだった。（クルド地域に来ると）ラシードは、善良な人間だと宣誓してく
れる人物を見つけなければならなかった。クルド当局は、有効期限３ヶ月の居住
許可を発行するにあたって、厳しい質問をしてきた。ラシードはどこにいてもそ
の許可証を携帯していなけらばならない。
「彼らは細かいことまで尋ねてきた」とラシードは言った。「どこに住むのか
？ 親戚はどこにいるか？ バグダッドにいたときの隣人は？ だが最も神経を
とがらせたのは、お前はスンニか、シーアか？ という質問だった」。
クルド地域政府の高官は、北部諸州に移住を希望する者を審査するだけで、選
別はしないと説明する。ここでは他の地域よりも、暴力ははるかに少ない。もし
政府が厳しくなければ、暴力分子がここに入り込む危険を冒すことになる、と、
アルビルの治安責任者イスマート・アルゴシは述べた。
「われわれはどんな人物であるか掌握しなければならない。クルド地域はイラ
クの一部だが、同時に、移住希望者については、その人物を知っており自分が責
任を負うと宣誓する現地の身元保証人が必要となる。それは安全を保つためであ
り、テロリストがクルド地域に侵入するのを防ぐためだ。」
現在、クルド地域の外から来たイラク人５万人以上がアルビルに住んでいるが
、皆登録しているとアルゴシは言う。それはアラブ人の多い州で生まれ育ったク
ルド人も同じである。
身元保証のためにクルド人の証言とおびただしい尋問が済んでから、居住者（
許可見込み）には市内に住むことを許可する特別のＩＤカードが発行される。こ
のカードは３ヶ月ごとに更新しなければならない。もしクルド地域の別の都市へ
移動したいときには、その都市でもクルド人の保証人を捜さなければならない。
この規則はクルド人とアラブ人の緊張を生んでいる。両者ともにイラク国籍だ
が、彼らは異なる言語を話し、異なる歴史を持っている。ほとんどのクルド人は
イスラム教徒だが、彼らは危険なバグダッドへ行くことは怖がっている。
最近、アルビルからスレイマニヤに行ったとき、兵士たちが車を道路脇に引き
込んで、ＩＤカードを点検していた。兵士はクルド人の男とアメリカ人女性には
すごく礼儀正しかったが、アラブ人の男には攻撃的な尋問をおこなった。
「スレイマニヤに行く許可はあるのか？ ＩＤカードを見せてみろ」と、アラ
ブ人は命令された。先のクルド人とアメリカ人は放免されても、アラブ人はおと
なしく書類を差し出した。
・・・（後略）
Kurds impose limits on where Arabs can live in Iraq's north
By Leila Fadel
McClatchy Newspapers
Sunday, February 17, 2008
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http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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