
一応夜9時ころに床につくのだが、変な時間(夜中の2時~5時)にかーっと目が開く。そして朝6時ころに眠くなるので2~3時間寝る。
これをくりかえしていると、体力が衰えた感じがして、掛け布団を抱き寄せて眠ろうとする時には、うとうとしながら情けなく「もう だめなんじゃないか?このまま動けなくなるんじゃないだろうか?」とやたら気弱になる。実際に体調が落ちているのだろうか。
気弱になると、セットのごとく日頃悩んでいることがどーと津波のように高い壁にもちあがり押し寄せてくる。
実際、悩みの津波にもまれている夢をみているようだ。目が覚めると内容はすぐ忘れるが、後味は悲観的な焦りのみとしか表現できないものがほとんどだ。あとは昔の思い出の一つの意外な場面が、「なんでこの場面が?」というものが睡眠中の意識を捕えている。
骨折のために、ほんの2カ月ほど寝ていただけなのに、もう出不精になっている。いや本質的に出不精なので、その性癖が加速した。こもっていると、悲観的な考えに傾きがちになるのはまずい。
今朝はえいやっと起きて、パン屋さんへ行った。そこの奥さんも
「近頃気分が落ち込んでやる気がでなくてしょうがない。生きていても仕方がないような気になる」と、こっそり打ち明けた。
そうかぁ。私だけじゃないのか。春は気分や体調が乱れやすいのかな?外部からかきまわされて焦る季節かもしれない。
玄関脇には、何事もないように、いつものように、小さな青い花が咲いていた。花が咲いても何も感じないって、こりゃぁ、かなり心身不調の証しだ。しばらく沈没していなけりゃなるまいか。が、目が覚めていればこっちのもの。嫌な意識はすべて無意識に押し込んで片づけて、ゆっくり少しづつ解決していこう。こうなったら何事も後手後手に周るのを基本にするしかない。様子見するしかないでしょうが。
役に立たない心配をして空転しているよりも、生産的なものに取り組もう。そうそうついにトクヴィルの『アメリカのデモクラシー』を読み始めましたゾ!時間はかなりかかるでしょうが、フランス人が合衆国をどのように見たか、興味あるから楽しみです。