太陽は毎朝東からのぼり西にしずむ
あたりまえのことではないかと、つい思ってしまう
ところが、ぎっちょん。地球はまるいのだった。
ちょっと傾いて、太陽のまわりをまわっているんだった
1930年代にヨーロッパは革命と戦火で多くの命を失った。
世界中から、多くの人が身ひとつでアメリカに流れ着いた。
そこで、輝くばかりのアメリカ絵本黄金時代が花ひらく。
かわぎりは、ガーグの『100まんびきのねこ』らしい。
アメリカの絵本黄金時代のフツーツのひとつ、『『オーラのたび』をやっとゲットした。
1929ねんからアメリカに移住したド-レア夫妻が描いたノルウエーの物語。
冬
「ほっきょくにちかい 北の地方では ふゆは たいようがほとんど
すがたをみせません。そのかわり、いてつく空では、ながい夜をよっぴって 月がこうこうとてり、星がほうせ きのようにまたたき、オーロラのつめたいほのおが おともなくおどりつづけています....」
1ぺーじめは、オーロラと月と星の美しい絵
夏
「ほら みてごらん うつくしい真夜中の太陽を!おひさま はね、
これからなんしゅうかんもしずまないんだよ!夜も あかるいから、ぼくたち ずっとおきていていいいんだ!」
まわりをぐるりとみまわすと、いろいろなどうぶつのかたち の小さい島が
むすうにちらばっていました。そして、島じまのむこうの水平線にそって
たいようが ぐるっとまわっていくのでした。
オーラ少年といっしょに、ノルウエーを旅したい。