とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

騒音の世界、本当の言葉

2006年03月24日 15時44分03秒 | ことば・こころ・文学・演劇
 テレビは、昔からあんまり好きでない。やかましいから。

 静かなほうがいい。

 広告はものすごく洗練されましたよね。
 むかしは、広告ってすぐにわかった。
 うそっぽかったから。
 代表的なのは、ストリップ劇場のかんばん。

 ああ、なつかしいなあ、あのうそっぽさ。

 最近は、まじめな意見なのか、広告なのか分からない。
 たいていは、広告だと思うことにしている。

 「本当の言葉」が貴重になったような気がする。
 
 最近、「本当の言葉」って感じるのは中村哲氏の本だ。
 パキスタン、アフガニスタンで医療活動をしている医師。
 旱魃に悩むアフガニスタンで井戸も掘っている人。
 本当のボランティア活動とは、いかなるものかも教えてくれる。

 読んでごらん。大地にどしんと立たされた気がするから。

 言葉が、みんな広告になって、洗練されてから、人が信用できなくなった。

 うそっぱち。それが、広告。
 
 まっしっろ、しろ
 美しすぎて、光源にセロハンをはってだしたようなブルー

 わかった!ディズニーを評価しない人の気持ち。
 色が、セロハンの色なんだ。はなしも、どこかうそっぽいのだ。
 きれいすぎるものは、うそっぽい。 

これを、もっと深めて考えたかったら、マックス・ピカート『騒音とアトム化の時代』『沈黙の世界』がある。私は、未読。
  
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