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安倍首相 国連総会演説終えトランプ大統領と首脳会談へ NHK 2018年9月26日 18時04分日米首脳会談

2018年09月26日 20時17分07秒 | 地理・歴史・外国(時事問題も含む)

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安倍総理大臣は日本時間の26日朝、国連総会で一般討論演説を行いました。

この中で、自民党の総裁選挙で3選を果たしたことを踏まえ、「今からの3年、自由貿易体制の強化に向け努力を惜しまない。北東アジアから戦後構造を取り除くために労をいとわない」と述べました。

そして、自由貿易体制の強化に向けて、RCEP=東アジア地域包括的経済連携の交渉に全力を尽くす考えを強調するとともに、「日米両国は長年、世界の中で自由貿易体制を引っ張ってきた。ウィン・ウィンの関係を日米の間で続けていきたい」と述べ、日米の閣僚レベルの通商協議=FFRを重視する考えを示しました。

また、北東アジアから戦後構造を取り除く具体策として北朝鮮への対応をあげ、「拉致、核・ミサイル問題の解決の先に、不幸な過去を清算し国交正常化を目指す日本の方針は変わらない」と述べました。

そのうえで、「北朝鮮との相互不信の殻を破り、キム・ジョンウン委員長と直接向き合う用意がある。実施する以上、拉致問題の解決に資する会談にしなければならないと決意している」と述べ、拉致問題の解決に向け、日朝首脳会談に意欲を示しました。

さらに、ロシアとの間で領土問題を解決し、平和条約を締結することや、日本と中国の首脳の相互往来の継続化などを目指す考えを強調しました。

安倍総理大臣は日本時間の27日未明、トランプ大統領との8回目の日米首脳会談に臨むことにしています。

両首脳は24日も夕食をともにしながら2時間半にわたって意見を交わしています。

日米首脳会談で、安倍総理大臣は、トランプ大統領が2回目の米朝首脳会談に前向きな姿勢を示していることを踏まえ、朝鮮半島の非核化に向けた今後の具体的な方策をすり合わせ、緊密な連携を確認したい考えです。

また、閣僚レベルの通商協議の結果を踏まえ、日米の貿易・投資を拡大するため農産品などの関税を含む2国間協議を始めることで合意したうえで、協議が継続している間は、トランプ政権が検討する自動車などの関税引き上げ措置を発動しない確約を得たい考えです。

ただ、トランプ政権は、秋の中間選挙を前に、貿易赤字の削減や雇用の創出に向け、日本との間でFTA=自由貿易協定の交渉に入ることにも意欲を示しており、首脳会談で日本側の狙いどおりに合意できるかどうかが焦点です。

 

【参考

 


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