【羽田空港衝突事故】海保機の進入許可なし 国交省が交信記録を公表
2024/1/4 1時間前
JAL機炎上のもうひとつの懸念「預けられていた動物はいたのか」広報は「2件のお預かりがありました」
1月2日、羽田空港の滑走路で、日本航空の旅客機が着陸時に海上保安庁の航空機と衝突して炎上。1月1日の能登半島地震に続く惨事で、国内のみならず世界にも衝撃が走った。
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日航機は乗客・乗員379人全員が脱出したが、海保機のほうは乗っていた6人のうち5人が死亡、機長1名が重傷を負った。海保機は、地震の被災地へ物資輸送するため離陸するところだった。
この大事故に対し、海外では、X(旧Twitter)で「#Haneda」「#miracle」というハッシュタグつきの投稿があふれ、CNNやBBCも「奇跡」という言葉を用いて報じるなど称賛が集まった。
一方で、《震災支援に向かおうとしていた人たちがこんな目に遭ってしまって、とても悲しい》という声もあがっている。
さらに、事故から丸1日が経とうとするいま、別の危惧が広がっている。人間以外の動物が預けられていた可能性に対してだ。Xでは国内外ともに次のようなポストが見られる。
《昨日のJAL機の手荷物にペットがいないことを祈るばかり…確実な情報が知りたい。》
《JAL機の乗客の方でペットちゃん、預けてる方、いなかったかな…。 いなければいいな…。》
日航機に、動物は預けられていたのか、JALの広報部に聞いた。 「JAL516便では、2件のお預かりがございました。お預かりしたペットに関しましては、残念ながら救出ができませんでした。お悔やみを申し上げます。
ペットのお預かりに関しましては、お客さまの『ご家族』を大切にお預かりする、という認識のもとお預かりをさせていただいております。この度は、お客さまやご家族の皆さま、関係の皆さまには大変なご心配、ご迷惑をおかけしていますことを深くお詫び申し上げます」
預けた動物たちは手荷物扱いとなり、緊急時は人命が最優先される。ただ、JALによると、輸送環境については獣医師など専門家のアドバイスをもとに、預けられる貨物室内は客室内と同じ温度・湿度となるよう、空調を管理するなど、安全輸送のために最大限の努力しているとのことだ。
今回、動物たちの命が救えなかったことは、とても残念だ。