【速報】遺族・松永拓也さんらが会見 “池袋暴走事故”約1億4000万円の賠償命令
2023/10/27
池袋暴走事故、飯塚受刑者らに1億4000万円賠償命令 乙武氏「凶器を運転…という自覚を」
2023/10/27 15:31(最終更新 10/27 15:31) 570文字
記事配信
乙武洋匡氏
作家の乙武洋匡氏(47)が27日、自身のSNSを更新し、東京・池袋で2019年に母子2人が死亡した事故をめぐり、飯塚幸三受刑者(92)らに合わせて1億4000万円の支払いを命じた判決について私見を語った。
飯塚受刑者が運転する乗用車にひかれ、妻子を亡くした松永拓也さんら遺族が、飯塚受刑者や保険会社に約1億7000万円の損害賠償を求めていた裁判で、東京地裁は27日、松永さんに1億1600万円、他の遺族も含め約1億4000万円を支払うよう命じた。
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乙武氏は「1億4000万円が支払われたところで、松永さんの妻子が帰ってくるわけではありません」と、被害者や遺族の悲しみに思いを寄せた。その上で、「せめて、これだけインパクトのある金額が提示されたことで、高齢者のみならず、ハンドルを握るすべての人が『凶器を運転しているのだ』という自覚を改めて持ってくれることを望みます」とドライバーの意識向上を願った。
交通手段の問題から、高齢者がハンドルを握らざるを得ない地方もある。乙武氏は「ただ『高齢者は運転するな』『免許返納しろ』と叫ぶだけで物事は解決していきません。特に地方部において、『高齢者の移動手段をどうするか』を考えていくことがセットではないでしょうか」と指摘。生活圏内で定額の移動サービスに触れ、「これは広まるといいですよね」とつづった。
【高齢者は絶対免許返納!!】 池袋暴走事故の飯塚幸三受刑者に1億4000万円の賠償命令が出ましたが、高齢者運転の危険性を医学的にまとめました。
①認知症 感情コントロールが難しくなり、イライラしたり攻撃性が増したりして、冷静な判断が出来なくなります。
また、判断力が低下してしまうため、ブレーキが間に合わないなどの判断ミスも起こります。
②視覚障害 白内障は、水晶体が濁り、網膜に入る光が正常ではなくなります。そのため昼はまぶしく、夕方は西日が車内に降り注ぎ、夜は対向車のライトが視界を遮ります。
また、緑内障と言う問題もあります。最近は、日本眼科学会が啓蒙活動を行っていますが、緑内障は視野が狭まる病気です。下方の視野が欠けると子供の歩行者が見えなかったり、上方の視野が欠けると標識や信号が見えなかったり、他にもサイドミラーやバックミラーが見えないなどの問題が生じます。
③聴覚障害 年齢が上がるとどんな方でも聴覚はどうしても下がります。それを老人性難聴と呼びます。それにより、緊急車両やクラクションなど、運転に必要な音が聞こえなくなります。そのため、総合的な判断力が下がるため、運転の危険性が高まります。
④内服薬 高齢者は多くの場合、薬を内服しているケースが多いです。その副作用により、意識が低下したり、眠気が引き起こされたりする等により、運転に支障をきたします。 これらの症状が重なり合い、高齢者の運転はとても危険です。
ここまでは医師の視点からの説明ですが、ここからは私個人の意見になります。 それでも、地方だと車が無いと生活ができない、移動がままならない等、様々な問題があります。ですが今回のような大事故を起こしてからでは遅いです…。そのためには制度を整える、交通インフラを整える、等の対策は必要不可欠だと思います。
また、賠償命令がきちんと出て良かったと思います。しかし、事故が起こらなければ誰も悲しまなかった問題だとも思います。 医学の知識があれば、なぜ高齢者の運転は危険なのか、なぜ高齢者の事故が多いのか、情報の受け取り方が変わります。その為には、日ごろからこういったポストを読んで頂き、医学の知識に触れて頂くのが良いと思います。
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