やけに 淋しいときがある
べつに 具体的なことでは なく
世界のまるごと すべてが 淋しいのだ
色とりどりの花が咲いていても 猫が6匹もいても
葉っぱの緑が輝いていても
やけに 淋しいときがある
どこからともなく 風がふく
たった一人で 風にふかれていたい時がある
私の淋しいときを うめられる人は いない
じぶん一人で じっと 耐えるのだ
そういう時は ただ そっとしておいて欲しい
風に ふかれながら なにかを夢みる
風に ふかれながら なにかを遠ざける
わたしは わすれようとしているのか
あらゆることを 想い出を 夢を
わたしは わすれまいとしているのか
あらゆることを 想い出を 夢を
たぶん その両方をしようとしているので
苦しいのだ 淋しいのだ
だからこそ また かけがいのない時でもあるかもしれない
だからこそ そっとしておいて欲しいのだ
爽やかな 5月の風のなかに
べつに 具体的なことでは なく
世界のまるごと すべてが 淋しいのだ
色とりどりの花が咲いていても 猫が6匹もいても
葉っぱの緑が輝いていても
やけに 淋しいときがある
どこからともなく 風がふく
たった一人で 風にふかれていたい時がある
私の淋しいときを うめられる人は いない
じぶん一人で じっと 耐えるのだ
そういう時は ただ そっとしておいて欲しい
風に ふかれながら なにかを夢みる
風に ふかれながら なにかを遠ざける
わたしは わすれようとしているのか
あらゆることを 想い出を 夢を
わたしは わすれまいとしているのか
あらゆることを 想い出を 夢を
たぶん その両方をしようとしているので
苦しいのだ 淋しいのだ
だからこそ また かけがいのない時でもあるかもしれない
だからこそ そっとしておいて欲しいのだ
爽やかな 5月の風のなかに