⑬あと、これは酷い言い方だが、老人の場合、mRNAワクチンなどの効果も副反応も相対的に低いので接種回数を上げられるし、mRNAワクチンによる免疫撹乱の影響があっても余命からその影響は限定的。 バルカン人なら200年以上生きるのだけど。
⑭現在、日本が主に採用するmRNA系ワクチンには下記の問題があります。
1. 副反応が多すぎる(発生率を見る限り、インフルエンザワクチンの100倍程度)
2. 特に心筋炎の副反応が若年男性に集中している。40代以下男性でモデルナが100~200ppm、ファイザーが10~20ppmである。心筋炎は極めて希な疾患である
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3. 他の原理のワクチンでも同じであるが、特にmRNAワクチンは、ウイルスに狙い撃ちされる形で回避変異を誘発している。特定のSタンパク質に特化した抗原・抗体反応に基づくためとされる
4. δ株までで抗体免疫有効期間は6ヶ月程度、ο株で接種後2~6週間。その後はADEが出現している
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5. 2回接種後、特に3回接種後以降は、IgG4抗体の増加がmRNAワクチンに特異的に生じている。これにより、人間の免疫機構がSARS-CoV-2を異物と認識出来なくなる恐れがある(本件はまだ学術的相互検証初期段階であり合意形成されていない)
⑰今春正式承認されたノババックスも下記問題があります
1. 5万人規模の治験集団で数名(100ppm程度)の心筋炎が発見されており、FDAとEMAは注意喚起文書を添付している (但し実用下では、報告がない模様)
2. 武漢株ベースのワクチンであり、アジュバントの改良でβ株までは対応できるが、設計が古い
⑱一方で、これは既報のようにノババックスは、副反応がmRNA系ワクチンの1/10であり、実際殆ど報告がないです。心筋炎も見つかっていないようです。
⑲長所としては下記
1. ウイルスそのものを不活化して用いるので、変異に対して耐性が強い
2. 最も古い枯れた技術なので、想定外の副反応は起こりにくい
3. 安価で使いやすい
4. 純国産ワクチンである。KMバイオが国内開発中で、成功すれば来年半ばにも実用化見込
⑳日本では、アストラゼネカのワクチンも承認しており、無償接種対象です。このワクチンは下記問題があります。
1. 閉経前の女性には、希に血栓の副反応があり、発生率は10~100ppmの範囲。故に50代以下の女性は接種を回避して運用される
2. β株には感染回避能力が無かった 3. mRNA系より抗体価が低い
21)4. 品質管理に問題があるらしく、製造所によっては人体由来の謎のタンパク質が混入しているなど報告されている 一方で、アストラゼネカのワクチンは、使いやすい、安い、細胞免疫を強く誘発する、接種パターンによっては免疫が大幅に強くなるなどの利点があります。
22)日本では、J&Jのワクチンも承認されていますが、何故か無償接種対象ではありません。 これには下記問題があります。
1. アストラゼネカと同じく閉経前の女性に血栓の副反応が生じ得る
2. 1回接種で接種完了だが、抗体価がやや低い
3. ο株には感染回避能力が無い(これは他も同じ)
23)一方で下記利点があります。 1. 接種は1回で完成 2. 大きな副反応は報告されていない。特に心筋炎は報告がなく、米欧のアスリートはJ&Jを接種している 3. 死亡回避・重症化回避にはそれほど劣らない 4. 使いやすく安価 但し、日本では無償ではなく有償のため殆ど見かけません。
24)日本にはありませんが、中国を筆頭に不活化ウイルスワクチンが広く運用されています。下記の問題があります。 1. 感染抑止効果はそれほど強くない 2. 米欧圏では採用例が殆どない。(WHOは緊急使用許可済み) 3. シノバック社のCoronaVacは非常に効きが悪いと評判が悪い(一方、シノファームは高評価)
25)長所としては下記 1. ウイルスそのものを不活化して用いるので、変異に対して耐性が強い 2. 最も古い枯れた技術なので、想定外の副反応は起こりにくい 3. 安価で使いやすい
4. 純国産ワクチンである。KMバイオが国内開発中で、成功すれば来年半ばにも実用化見込
訂正) 4. 純国産ワクチンである。KMバイオが国内開発中で、成功すれば来年半ばにも実用化見込 ↓ ↓ ↓
4. KMバイオが国内開発中で、成功すれば来年半ばにも実用化見込で、純国産ワクチンとなる*。
*ワクチンは、効果と副反応に人種差、性差、民族差が大きく生じ得るとされ、純国産が強く好ましい
26)他に、第一世代COVID-19ワクチンでは副反応としてギランバレー症候群の発生が疑われており、調査中です。(現在はまだ分からない程度)
27)なお、抗体スペクトルが狭いワクチンを多数回接種すると抗原原罪の発生があり得ます。 これは、人体が最初に認識した抗原に対する免疫反応に特化してしまい、変異したウイルスへの抗原を接種しても抗体を生産しない、生産しにくくなることで、インフルエンザワクチンなどで既知の減少です。