とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

イタリアのセンス

2006年09月23日 12時00分13秒 | 私のこと(日記)
また、昨晩、夜中にぽっと目が覚めてしまった!
そして、暇なのでぐたぐたと考え始めた。母を励ますのに洋服を買って贈ることを考え、普段着はすでにごっそり送った。第2弾は、着やすいジャージのイタリア製品で、とどめをさすことに決めていた。
女は、オシャレをすると心がしまる。たとえ、そんなに洋服きちがいでなくとも。

3日前に、さっそく、、アメリカで洋服屋さんを開き、繁盛させている知人(日本人)を思い出した。
電話をかけて、アメリカから日本に運んできた、現在持っている洋服のなかから、ジャージのものを何点か持ってきてもらうことを依頼してレストランで会った。

彼女のお店は、高級品を扱っている。しかも場所はアメリカ。したがって、当然ながらインポートものを扱っている。したがって、指定はしなかったが、持ってきてくれた物は、全てイタリア製品だった。自分が着用して一番いいと思ったもので自分用にとっておいたもののなかから持ってきてくれたのだ(そうか、やはりイタリア製品が一番なのか....まあ、ものによってちがうだろうが....)

わたしもバブルがはじけてから、ずっと高い洋服を買っていない。そもそも質のいい洋服は、いったん購入してしまうと10年は軽く着れる。
品物はいいので、長年着てもびくともせず、着るほどに味がでてくる。どこに着ていっても恥ずかしくない。

いかにも輸入物を着て見せびらかしているいうミエミエの着方は、わたしは嫌いだ。

そうならず、本当に気に入りさりげなく着、しかも、愛着をもって長年愛用している人が好きだ。

デパートなど、高く売っているところでは、絶対に買わない。そして、ムリは禁物だ。

自分の財布で買える時に、チャンスがある時に購入を考える。それも長年に一度くらいの割合で。そして一着の上限は10万円と決めている。その予算内でできるだけベーシックで、飽きがこず、10年~15年は着れるものを買う。だから、洋服がきれると、戦場にでかけるがごとく街へでる。

知人は、ニューヨークと日本のあいだを半々ぐらいに住んでいる。家族中でアメリカに移住してお店をやっているのだ。
現在は、彼女だけ、夫婦でもろもろの都合で日本に住んでいるが、人生が片づいたらアメリカへ帰り永住するという。

もう、あと何年間で会えなくなってしまうだろう。しかしお互いに忙しいので滅多に会えない。このたびは、10年ぶりの再会であった。

仕事を長年やってきた人には、かなわない。彼女の持ってきてくれた服は、最初はイタリアセンスなので、少し違和感があるのだが、手元においておくと、どんどん魅力を増してくる。品物のいいことも分かってくる。とにかく着やすい。

久しぶりに洋服を買ったので、どれを選んでいいか分からなかったが、そこは、知人が眼力をかけてセレクトしたものばかり。4着のうち2着をゆずっていただいたが、この3日間、自分の選択がまちがっていたのかと、毎日試着をして悩んでいたが、やっと素晴らしさがわかってきた。よし、切り捨てたあと2着も再度運んでもらってきて、ゆずっていただこう。こういう時のために貯金をしているのだ。使うべき時だ。優柔不断のわたしも、ようやく心が決まった。

そして、すべて、母のところに置いてこよう。母が気に入らなければ、お使い物にしてもいい。贈られた人は、必ず満足するだろうという自信がある。

わたしの友人でも欲しがる人は、おそらく沢山いるだろう。
実は、わたしも欲しい!とにかく着やすい。センスがいい。

しかし、全部母のところに置いてこよう。この結論をだすまで3日間苦しんだ(笑い)

イタリアのセンスのよさに、あらためて打ちのめされているわたしです。→(夜の思考)

結論がでて、ほっとして寝ました。そして、今朝10時ほどに目が覚めました。そして、また迷いだした。あと2着を買うべきかどうか?そもそもこの不況にインポートものを買うべきかどうか?→(朝の思考)

こういう人は、イタリア製品を買うべきでないかもしれない!あ~悩ましい。
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