【半田滋の眼 NO.29】菅お得意のアメとムチ 馬毛島反対の地元に降りかかる圧力20210310
放映 2021/3/14
防衛ジャーナリスト半田滋が解説する菅案件「馬毛島」問題。政府は、米軍空母艦載機の離発着訓練場と自衛隊機の訓練のための新たな基地を整備しようと鹿児島県種子島に近い馬毛島を鑑定評価45億のところを160億も出して購入しました。
ところが、馬毛島のある西之表市の市長選挙では、基地建設に反対する現職市長が再選されました。さて、菅政権は、この地元の反対の民意にどう向き合っていくのでしょうか。
沖縄辺野古、岩国と、アベ・菅政権は、政府の米軍基地・安保政策に歯向かう地元には徹底したムチをふるい兵糧攻めも厭わず、反対派の首長の落選、容認派市長の当選のためには法の原則をゆがめることもしてきました。西之表市も同じ運命に見舞われるのか。今、馬毛島で始まろうとしている政府の動きを検証します。 収録は、2021年3月10日