とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

国境の長いトンネルをぬけると、そこは雪国だった

2012年01月29日 06時11分52秒 | 私のこと(日記)

                        『雪国』の舞台となった湯沢。そのスキー場です。

 

雪の季節に、昨年暮れと1月中旬に、2回新潟へ行ってきました。遊びではなく、父の急死に伴う後始末のためです。

長いトンネルとは清水トンネルのことですが、高崎をすぎて清水トンネルをぬけると本当に景色が変わります。真っ白な銀世界に豹変します。何回経験しても「オオッ」と思いますよね。

 

心重く、『雪国』遊びを2度しましたが、今年は冷え込みが強いので、豪雪を避けるため2月は新潟へは近づかない予定です。2月が一番冷え込みが強いので、3月に入ったら動いてもいいでしょう。ただし天気予報には用心をします。

1月中に大事な要件が一段落したので、野暮用はまあまあの進展具合で、ホッとしています。

 

子供のころ、湯沢スキー場へは父母がよくスキーに連れてきてくれました。その父も死亡し、まるで夢か幻でも見るようにスキー場をぼんやりとながめながら通過します。

 

地元の子供たちは決してスキー学校なんて入りませでした。親も理屈は教えませんでした。とにかくどんどんすべらせます。子供の柔軟性はすばらしいのです。すべりながら身体で体重移動、パラレル、ジャンプの着地まですべてマスターしてしまうのです

 

大人でも、理屈から入ったらおしまいだということと、理屈が伴わないと理解できないことと2種類あるような気がします。わたしが今でも理屈から入ることに用心するのは、案外地元の子供たちのスキーのマスター法をまのあたりにしたことが影響しているのかもしれません。

 

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