とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

「ピーターラビットの絵本」シリーズ  (1)

2007年02月15日 11時07分47秒 | 児童文学(絵本もふくむ)
(1)ピーター・ラビットのおはなし(1902年刊)
ビアトリクス・ポター さく・え いしい ももこ氏訳
  (要約)《》は引用じるし。

《あるところに4ひきの 小さなうさぎがいました。なまえは、プロプシーに、モプシーに、カトンテールにピーターといいました》
おとうさんは、マグレガーさんの畑にしのびこんで、殺されてしまったので、いません。《小うさぎたちは おかあさんといっしょに大きなモミの木のしたの すなのあなのなかにすんでいました》
 ある日、おかあさんは まちへ かいものへでかけます。みんなにいたずらをしないで いいこにして遊びにいきなさいと言いのこしていきます。外出着もきせていってくれます。 3人の女の子は赤いマント、おとこのこのピーターは青い上着でボタンも とめてくれました。おかあさんは まちのパンやさんへでかけ、パンを買いました。
 そのあいだ、3人の女の子たちは いいこに くろいちごを つんで あそんでいました。ところが ピーターは、たいへんないたずらもので、こともあろうにマグレガーさんの畑にもぐりこみます。そして れたすや さやいんげんや はつかだいこんをなんぼんか たべます。ちょっとむねが むかむかしてきたので ぱせりを さがしにいきます。
《けれども きゅうりのなえどこの かどを曲がったとたん ばったり でくわしたのはだれだったでしょう、マグレガーさんです!》《 マグレガーさんは ピーターをみると とびあがって れーきをふりふり 「どろぼうだ!どろぼうだ!」とどなりながら、おいかけてきました。ピーターはこわくて こわくて 畑じゅうをにげまわりました。とちゅうで くつを おとしたので4ほんの足でかけられたのでうんがよければ きっと にげられたでしょう。けれど うんわるく 木にひっかけてある網にとびこんでしまいます。そしてうわぎのボタンを網に ひっかけてしまいます。《ピーターはもうだめだと思って 大粒の涙をこぼします》 ところが なきごえを聞いた親切な雀たちがやってきて がんばって にげるようにと、、はげまします。危機一髪のところで ピーターは むちゅうでうわぎを ぬいで にげだします。マグレガーさんと おいつ おわれつの 格闘のすえ やっと出口をみつけ畑からぬけだしました。マグレガーさんは、かかしに ピーターの残していった 小さな青いうわぎをきせました。ピーターのくつもはかせました。
 ピーターはうしろもふりむかず あなの家に帰ります。そして どさりとよこになるると 目をつぶりました。おかあさんは、ばんごはんの支度にいそがしく、ピーターは上着をきていないので、どこでなくしてきたのか と 思いました。《ピーターったら、この2しゅうかんで うわぎを2まいと くつも 2そくも なくしてきたのです!》
《きのどくに ピーターは そのばん おなかの ぐあいが よくありませんでした》 ピーターはねどこにねかされて おくすりを のまされました。
《けれども フロプシーと モプシーとカトンテールは、パンにミルクをかけたのと くろいちごを ばんごはんにいただきました》
         おわり

 読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:小学低学年から
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