今後数ヶ月の間、欧州での新型コロナウイルスの第2波がどのように起こるのかついて、研究者らがそのシミュレーションを作成した。この予測は数学的モデリングの結果に基づき、ヨーロッパ大陸全体と各国別で作成された。このシミュレーション結果は、サイエンティフィック・リポーツに掲載されている。
現在までに、ベルギー、ボスニア、クロアチア、チェコ、ギリシャ、オランダ、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペインの10ヶ国が、新型コロナウイルスの第2波が到来したと正式に発表している。
研究者らによるシミュレーション結果によると、第2波のピークは2020年7月から2021年1月にかけて起こり、感染者数は第1波よりも増加するという。
研究者らは、すでに現段階で感染者数の多い国々ではピークがより早い段階で到来すると予測している。フランスとノルウェーでは9月中旬、イタリアでは10月中旬、フィンランドでは10月下旬、英国では11月上旬、スウェーデンでは2021年初頭にピークを迎えると予想されている。
区などによると、同工場で今月中旬、5人の女性従業員の感染が判明。その後、工場の従業員や関係者313人をPCR検査した結果、他の感染が判明した。同区は濃厚接触者を追跡調査している。
タカラ食品工業によると、同工場ではサンドイッチなどを製造しているが、食品に直接触れたり、飛沫(ひまつ)がかかったりすることはなく、保健所の立ち入り調査の結果、食品の衛生管理に問題はないという。同工場は24日から稼働を止めており、工場全体を消毒する。
沖縄で6人が新規感染 2日ぶりに一桁に【9月24日昼】
沖縄県は24日、県内で新たに6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の累計感染は2382人となった。
24日発表の新規陽性6人中、行政検査によって2人の感染が分かった。行政検査は18人に実施していた。
直近1週間(16~22日)の人口10万人あたりの感染者数は4・6人で全国5番目。最多は東京都の8・01人で、群馬県6・01人、大阪府5人と続いている。23日までの県内関連死者は計45人で、このうち8月以降の報告が38人。人工呼吸器を使ったり、集中治療室などで治療を受けたりしている「重症」の患者は23日時点で17人いる。
県は23日の対策本部会議で警戒レベルについて議論し、引き続き第3段階(感染流行期)にあると確認。玉城デニー知事は同日、療養者数や新規感染者数などの指標が「連休前の順調な改善傾向と比較してペースが足踏みしている」との認識を示している