天皇、皇后両陛下が児童施設関係者と面会…感染対策の説明受ける
天皇、皇后両陛下は21日、お住まいの赤坂御所で、東京都葛飾区の児童養護施設「希望の家」の斎藤美江子施設長らから、コロナ禍での児童養護施設の対応などについて説明を受けられた。施設側が感染対策を取りながら、子どもたちの心の傷と向き合っていることを伝えると、天皇陛下は「コロナ禍で大変な中、子どもたちの幸せにご尽力いただいていることに感謝します」とねぎらわれたという。
天皇皇后両陛下、児童養護施設代表らと面会
配信 日テレ 動画
天皇皇后両陛下は21日、様々な理由から家庭で養育できない子どもたちを預かる施設の代表らと面会されました。 天皇皇后両陛下は21日、お住まいの赤坂御所に、乳児院や児童養護施設、児童自立支援施設の代表を招き、新型コロナウイルスへの対応や、子どもたちへの影響について説明を受けられました。 これらの施設は、子どもにとって家庭に代わる生活の場であり、天皇陛下は、「コロナ禍だけでも大変な中で、子どもたちの幸せのために日夜ご尽力いただいていることに感謝申し上げたい」と24時間体制で働く職員をねぎらわれたということです。 また、皇后さまは、虐待を受けた子どもが抱える心のトラウマや虐待の連鎖の実態について質問し、「非常に心が痛む」と話されていたということです。