とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

闘牛場から逃げたのは、おうしの福田のほうではないか?

2008年01月16日 15時59分02秒 | 時事問題(日本)
 補給支援特別措置法の衆院での再議決は、ただ衆院での与党の多数決で押し通せば、当然、再議決になる。結果を出さなくともわかる。

 がちょうのペチュニアは、みんなが思っていることを最初に言った。

 「ねぇ?参院選で、わたしたち動物たちからノーをつきつけられた与党の多数決での再議決は、おかしいと思わない?」
 
 ねこのコットンは、うなずいた。

「ぼくも、そう思うよ。
ただ多数決で押し通せばいいというのは、じぶんのことしか、かんがえていないよ。じぶんかってすぎるよ。補給支援特別措置法は、パンプキン農場の草葉をまもる大事なことだ。ぼくたち動物たちの暮らしを守ろうという姿勢が、まったく感じられないよ。こんな荒れほうだいの草場になったというのに」

 うまのストローも、言った。

 「おうしの小沢の質問に対し、のれんに腕押し作戦で逃げた、おうしの福田には、失望したよ。ちゃんと闘牛するべきだよ」

 ねこのコットンが、大きな声で答えた。

「まったくだよ。おうしの福田が一番先に「こころ」が闘牛場から逃げていた。からっぽの「からだ」は残っていたけどね。でも、おうしの小沢は、ちがっていた。「こころ」は闘牛場に残っていたのだけれど、相手が闘牛する気がまったくないことを知っていたから、情けなくて「からだ」が闘牛場から逃げたんだよ、きっと」

 おんどりのキングも、言った。

「ぼくは、まいあさ、ちゃんと時をつげているんだよ。でも、どんどん、えさがなくなってきているんだ。おかしいと思わないか?ぼく、このままだと倒れるよ」

 めんどりのアイダもかなしそうに言った。

「わたし、ひよこたちを、こんな農場でそだてる自信がなくなってきているのよ。もう、たまごを生むのはやめたほうが、かわいそうな ひよこを見なくてすむとまで思いつめているのよ。でも、もっと、かわいそうなのは、たまごを生めなくなった年とった めんどり よ。からだが動けなくなっているというのに、えさも、こやも、もらえないのよ。いままで、さんざん、たまごを生んできたというのにね!」

 パンプキン農場の動物たちは、声をそろえて歌った。
「構造改革しよう。イカレタおうしの頭をかえよう!ちゃんとした闘牛をさせよう。ぼくたちを構造改革するんじゃないよ。イカレタトップの頭を構造改革するほうが大切だ!」
 
 (私注:GHQがやったことで、特に目をひくのが「自由な言論弾圧」であるように思える。戦前の日本への賞賛を禁止、アメリカへの批判を禁止、原子爆弾投下に言及することも禁止、などなど。しかし1952年発効のサンフランシスコ条約において、日本は領土縮小とひきかえに主権をとりもどしているはずなのだ。それなのに、いつまでもアメリカ追従を続ける日本政府はなんというテイタラク。さらに弾圧を今度は自分達の手法としてマネしているのではないか?情けないったらありゃしない。まぁ、KYなどと言っている私たちも情けないですけれどね)
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