毎日新聞
立憲民主党と国民民主党の合流を巡り、両党と無所属グループの幹事長が24日、国会内で会談し、合流新党結成に向けた基本合意書に署名した。9月にも衆参両院で約150人の新党が誕生する。
立憲の福山哲郎、国民の平野博文両幹事長と、野田佳彦前首相が率いる「社会保障を立て直す国民会議」の玄葉光一郎、岡田克也前副総理の「無所属フォーラム」の小川淳也両幹事長の4人が会談した。4者は社民党も含めた衆院統一会派を組んでいる。
福山氏は会談後の記者会見で、合意書への署名について「安倍政権に代わる政権交代の一翼を担える政党として信頼してもらえるように努力を積み重ねていく」と意気込みを語った。新党綱領案に盛り込まれた「原発ゼロ」に連合傘下の民間労組が反発していることについて、福山氏は「配慮しなければならないところもある。一人でも多く合流していただくように努力することを確認した」と話した。【宮原健太、今野悠貴】