2021年2月26日 10時16分 (共同通信)
首都圏の1都3県は医療提供体制の負荷が高い状況が続いており、3月7日での解除を目指し対策を続ける。26日の諮問委には諮らず、来週改めて判断する方針だ。
2021年2月25日 19時10分
神奈川県内で25日、新型コロナウイルスに感染した7人の死亡と、119人の感染が明らかになった。感染経路不明は45人。県と6市の保健当局が発表。新規感染者は21日以来の100人台となった。
横浜市は3人の死亡を発表した。80代女性は20日夜、自宅の浴室で意識不明になり救急搬送され、翌日に死亡。その後感染が分かった。80代男性は汐見台病院(磯子区)の入院患者、別の80代男性は市内の特別養護老人ホームの入所者。ともにクラスター(感染者集団)が発生していた。新規感染者は67人。患者4人の感染が分かっていた常盤台病院(保土ケ谷区)で1人、職員ら2人の感染が分かっていた特別養護老人ホームで9人の感染が新たに分かり、クラスターと認定した。
県は横浜市の80代男性の死亡を発表。別の疾患で入院する際に検査して陽性が判明し、肺炎の所見もあったという。新規感染者は23人。このうち座間市の40代男性は県央地区の民間保育施設職員で、クラスターは7人になった。
横須賀市は2人の死亡と1人の感染を発表した。死亡した2人はいずれも80代男性。1人は市立うわまち病院を退院した翌日の1月13日に発熱し、検査で感染が判明。22日に亡くなった。もう1人は2月9日に体調がすぐれないとして受診し、感染判明し入院したが容体が悪化した。
相模原市は90代男性の死亡と5人の感染を発表した。
川崎市は未就学児から80代までの男女18人の感染を発表した。職員を含め計9人のクラスターとなった川崎区の特別養護老人ホームで、新たに80代入居者4人の陽性が判明。計15人の集団感染が確認された市立井田病院(中原区)で、新たに50代女性看護師が陽性となったが、クラスターとなった病棟とは別病棟の勤務で接点はないという。
藤沢市は市外の高齢者施設の職員2人と入所者1人の計3人の感染を発表した。茅ケ崎市は2人の感染を発表した。
東京都は25日、新型コロナウイルスの感染者が新たに340人確認されたと発表した。重症者は前日から2人増えて71人、都内の感染者は累計11万740人となった。直近1週間平均の新規感染者数は約279人で、前週(約355人)の78.8%だった。
新規感染者を年代別にみると、40代の65人が最も多く、20代の62人、30代の50人が続いた。重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は74人だった。
東京都は3月7日まで緊急事態宣言の対象期間で、飲食店などに午後8時までの時短営業を求めている。
東京都内の新型コロナウイルスの感染状況などを分析・評価する「モニタリング会議」が開かれ、専門家は、新規陽性者の減少傾向が鈍化していると分析したうえで、再び感染拡大に転じることへの十分な警戒が必要だと指摘しました。
26日の会議で専門家は、都内の感染状況と医療提供体制をいずれも最も高い警戒レベルで維持しました。
このうち感染状況について、新規陽性者数の7日間平均は、1週間前・今月17日時点の347人から24日時点で288人と、5週連続で減少したものの、その傾向は鈍化していると分析しました。
2021年2月26日 18時39分 (共同通信)
解除後も感染再拡大を防ぐため、飲食店への営業時間短縮を要請し、感染状況を示す4段階で下から2番目の「ステージ2(漸増)」以下への改善を目指す。観光支援事業「Go To トラベル」の再開は当面見送る。
2021年2月26日 19時25分 (共同通信)