また暑くなってきた。この湿気といい、温度といい、たまらないね。
一言でいえば”蒸し暑い”のだ。
昨日は地域の盆踊り大会だったが、足の指を骨折しているので踊れないし、ダウンして部屋にこもっていた。
今週のはじめに、スパテフィラムが根詰まりをおこしていたので、植え替えた。
根を1/3ほど切り落として植え替えたので、まだ元気がでない。
暑いので、ついにクーラーをいれた。だからネコはこの通り。ソファーの上にでてきている。
18歳だ。人間でいえば88歳ほどなので、見ている人は、あまり可愛いとおもわないかもしれないね。
でも最後まで、大事に看取るよ。1週間に1回の栄養注射が効いていて体重が落ちてきたのがまた上がってきている。
上がると言っても歳だから限界がある。要は現状維持できれば最高の成功なのだ。
毎朝4時に私をおこすけれどね。ネコも年取ると熟睡できなくなって目が覚めるみたいね。まいるけれど、がんばる。
現代社会のお勉強は、問題集を開くと読む気がしなくて寝てしまいたくなるけどね。
今、経済の独占・寡占(どくせん・かせん)の箇所にきている。要するに企業がどんどん巨大化して大企業になると、国家さえ支配してしまうほどの力をもってしまうカラクリだ。3つの形態がある。カルテル(企業同士で価格をさげないように協定すること)、トラスト(同業種の合併。弱点を補えて成長する時間を短縮する。違う業種が合併して「多角化」することをコングロマリット(複合企業)という)、コンチェルン(系列化。親会社、子会社、孫会社・・・というふうに株式を取得することで支配下においていく。昔の財閥の形態。これが国家に圧力をかけ戦争さえおこさせた。ゆえに日本では戦後最近まで禁止されていた。
独占:ある商品の市場を、ひとつの企業が占めている状態。寡占:少数の企業が占めている状態。競争すると価格をさげなければならない。競争相手がなければ値段を下げずに商品を売ることができる。
19世紀、先進資本主義諸国では、独占資本・金融資本が発展した。つまり巨大企業、巨大銀行ができた。独占資本は国内だけでは限界がある。原料や商品市場、資本の輸出先を求めて海外に進出していく必要があった。
そこで政府に圧力をかけて海外進出を手伝わせた。つまり植民地を進出先としてゆく。こういった動きが欧米や日本で起きた。これを帝国主義と言う。そしてこの植民地獲得競争の激化が、第一次、第二次世界戦争の引き金になった。
戦後反省の上にたって、日本では独占禁止法が制定された。そして、公正取引委員会が実際に独占禁止法を運用して、企業を監督する役目を果たしている。が、1997年に長引く経済不振から持ち株会社の設立が解禁された。
現在、アメリカが世界各地で引き越す戦争は、帝国主義の構造が続いていることを証明するものかもしれない。軍需産業に支配された国アメリカである。
独占禁止法は「経済の憲法」と言われている。憲法が国家に制限を加えているのと同じくらい、独占禁止法が企業に制限を加えていることは大切なこと。今後の政府の政策と大企業の動向によく注目しなきゃいけないよ。)
(「はじめからわかる現代社会」学研 P62~P68要約)
これは、いま盛んにおきていることではないか!・・・と思って見つめている。センター試験用のお勉強はためになる。分かりやすい。わたしがその程度なのかと思うと気落ちするが、ためになっているのは事実だ。
しかし、あまり気落ちしなくともいいかもしれない。
昔、同業者の知人が言っていた
。「あらゆる分野で専門家に近づくのは、そう大した時間はいらない。考えてみたまえ。大学院といってもせいぜい数年ほどだ。それで専門家として世に出ていくのだ。それを思えば、各分野の専門用語を聞いて、意味が分かるようになれば、すでにズブの素人ではなくなっているのだ」
気落ちした時は、この言葉を思い出している。