倉持仁医師 軽症者への“受診自粛要請”に怒り収まらず「こんな悲惨で無慈悲な状況いつまで」
スポーツニッポン新聞社 2022/08/09 10:41
新型コロナウイルス感染患者の対応にあたる「インターパーク倉持呼吸器内科」(栃木県宇都宮市)の倉持仁院長が8日、自身のツイッターを更新。日本感染症学会など4学会が2日の共同声明で新型コロナウイルス感染症について、重症化リスクが低い場合は「薬や検査のために慌てて受診することはない」などと呼びかけたことについて、改めて怒りを示した。
4学会は2日、共同声明で新型コロナウイルス感染症の軽症者に対し、「普通の風邪とあまり大きな違いはない。検査を受けられなくても慌てないで、自宅療養をすることが大事」と述べて、自宅療養を呼びかけた。
この動きに対し、倉持氏は「発熱は自分で検査して市販薬で自宅待機が当たり前になれば医療費は少し減るが、労働人口が減り国が弱ります。今既にそうなってしまっていますが、他の感染症と同じで早い段階できちんと検査して早く治療するのが1番だと思います。最終的にそれが1番コストもかからないのになぜしないのでしょうか?」と疑問を言葉に。続けて「発熱したら唾液でPCR検査 きちんと電話で医師の診断で投薬うければ安心して療養できるのに、初めからもったいぶってPCRだめよだめよしてたから、いざ鎌倉になったら手前で渋滞して誰も医療を受けられなくなり、そこで倒れた人で医療が逼迫。こんな悲惨で無慈悲な状況いつまで続ける気なのでしょうか?」と不満を述べた。
また、「ワクチン、PCRに否定的な方はそれで良いですし、コロナは風邪と思っている方も問題ないです」と前置きした上で、「きちんと予防できるならばワクチンで予防して、早めに検査を受けて早期治療を希望する人の邪魔をするのは犯罪です。犯罪だという意識認識自覚を持ってご自由に発信されてください」と突き放し、怒りをあらわにした。