平生の心がけが大事。
今がイザ。
イザが今。
これは武士道精神です。
『葉隠』も同じことを言っています。
ただ今がその時、
その時がただ今。
この葉隠ネタは企業研修で紹介したりするのですが、どういうわけかこのブログで書いていなかったので、取り急ぎアップ。
たしかアパホテル社長の、二代目の、元谷一志さんの、昨日あたりの日経MJの記事に書いてあった。
アイデアを浮かぶためには、コンビニで新商品を買うこともいい
的なことが。
本当にそう。
コンビニって、私も最近知ったのですが、新商品がすごく頻繁に出る。週にいくつも、ってイメージで。
だから、メジャーな3つのコンビニ(セブン、ローソン、ファミマ)を歩けば、週にいくつもの新商品にぶち当たる。
ですから、感性を磨くための「非日常」を味わうコツ こちら として、
コンビニで週イチ新商品を買う
ってのもいいですね。
アンガーマネジメントでは、怒りの対象を冷静に分析する。
- 変えられるもの
- 変えられないもの
を分ける。後者の「変えられないもの」については、怒ってもしょうがない。
天気、自分の性別、部下の能力、配偶者の機嫌、、 これみんな「変えられない」。
これってまさにラインホールド・ニーバーの祈りだなと。
この峻別をする能力の大切さ。改めて知りました。
小泉進次郎首相になったら、歴代首相の出身大学地図がまた少し塗り替わる。
参考サイト2(戦前の首相を含む)
上記サイト2(戦前の首相を含む)だと、
- 東大 19名
- 早稲田 8名
- 京大 5名
ですから、東大が無双状態。
今回の進次郎さんは関東学院大学。その後にコロンビア大学に行っている。それにはコネ的な側面もあろうが、、
我が母校の東大出身の首相は、鳩山由紀夫さん以外出ていない。東大の法学部に至っては、宮澤喜一さん(1991年)以来、33年も出ていない。
上記サイト1で、宮澤喜一さんは、戦前の帝大法科出身であり、戦後の東大法学部卒業の首相は一人も出ていないと知った。
これは、寂しい。
なお、帝大法科と東大法学部にはつながりがあって名称が違うだけ。
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偏差値ってのは、記憶力(と思考力)を測るためのものであって、人間の能力のごく一部を測るにすぎない。
でも、戦後日本において、戦前と大きく異なり、「一番偏差値の高い大学からの首相が全然出なくなった」というのは、何を表しているだろうか。
たしかに、悪しき学歴主義がなくなった、というプラスに捉えられる面もあろう。
しかし、「反知性主義の蔓延」を顕していると言ったら大げさだろうか。大げさですね、だって「反知性主義」なんて、平成後期? 令和になってから使われるようになった表現だろうし、、
二世議員が多くなったことも、この「東大出身の首相が激減した」理由にはなるだろう。
また、戦前の帝大法科と異なり、戦後の東大法学部では、教養・人間学的なことを教えなくなった(旧制高校でそういう人間的な素養を磨いてきた人がいなくなった)ので、「頭でっかち」になって人を束ねる能力がなくなった、という分析もできそうだ。
ま、法学部(3,4年)では今でもさすがに教養とか人間学的なことは教えないで、東大生がみんな属する1,2年の教養学部的なところで、人間学的なことを学ぶことになっているんですけどね。だから「法学部」のせいではない。
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いずれにせよ、政治に知性を求めるなら、首相の出身大学も多少の相関関係はあるだろう。
一方、政治に品性とインテグリティを求めるなら、首相の学歴との相関関係はやや少なくなる。
ま、どの首相が選ばれて、どの出身大学であろうと、いい政治をして、いい知性と品性とインテグリティを示してほしいですね。
政界に詳しい方から、次期総裁選は「小泉進次郎」が固いとの情報を得ました。
期せずして、今日発売の週刊誌も、いずれも小泉進次郎(と妻の滝川クリステル)。
週刊誌が得ている情報も「小泉進次郎勝利」だからだろうか。
43歳が首相になったら、20代30代が元気になって、50代60代70代は謙虚になる?
いろんなシーンで日本の世代交代・新陳代謝が進むかもですね。