川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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美しく生きるためには

2025年01月26日 | 人間心理・心理学
美しく生きるためには。

アタマの正しさではなく、ココロの美しさ。

私の執筆中の著作のテーマだし、最近、いろんなところで語っている。

じゃあどうすれば美しく行きていけるか。

醜さを認めること。

自分の中の醜さを認めること。

自分だって醜い人間だってことを認めること。

例は2つ。

戦後、満州からの帰還。露助に、たぶん、100人以上の日本女性が、侵された。何度も何度も。述べ1000回以上は、犯された。1000回じゃきかないかもしれない。

それを、周りの日本人が、申し訳無さそうに、ほっかむりをして、忍んで、何もできなかった。何か言えば、銃殺されて終わりだから。

保身のために、女性が犯されて凌辱されるのを、指を加えてというか、見ていた。見てなにもできなかった。

我々の戦後は、そういう女性の犠牲の上にある。

その場にいたら、私だって、露助と戦えたかどうか。否だろう。自分の命欲しさに、その女性が犠牲になるのを、申し訳なく、見過ごしていたのではないか。

悪の上に、我々がいる。

例の2つ目。

戦後、みんな、食うために、生きるために、ヤミ米を食っていた。

それを食わずに餓死した裁判官がいたくらい。

 こちら(山口良忠裁判官)

その場に私がいたら、どうしていたろう。

3人の子供を食わせるために、ヤミ米に手を出していただろう。

____________

自分だって、その場にいれば、十分に、醜かった。

自分の中に、醜さがある。

それをまず認めること。

認めつつ、そうじゃいけないんだよ、どうすればいいんだろう、って考え続けること。

それが美しさに繋がるんじゃないか。

出張直前の取り急ぎですが。また続きを書くかも知れません。
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