川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

レイメイソッキ サメテテンレン スルナカレ

2025年01月18日 | 唄・詩・都々逸
レイメイソッキ 
 サメテテンレン
  スルナカレ

これは毎朝、ベッドで私が起きたときの、おまじない。みたいに聞こえますが、清の政治家、曽国藩の自戒の言葉。

黎明即起、醒めて霑恋するなかれ

って漢字を書きます。 

 過去記事(2009年)

君子たる者,夜明け(日の出)とともにガバっと起き,
目覚めたら,体の温もりが残る布団に未練を残してはいけない

って意味です。

この本にも書きました。

 
正確には、

黎明即起、醒めて、霑恋するなかれ

って「後」が入るんですが、抜かして覚えていた。

これって理にかなっていて、

レイメイソッキ 
 サメテテンレン
  スルナカレ

だと、七五調になるんですね。

なんでも覚えやすい七五調にして覚えてしまうのがいいですね。

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最近思うのは、この「霑恋するなかれ」には、「性欲を断て」って意味もあるな、と。

男性は、私みたいな50歳でも、朝は男性器が膨張しており、考えることは性欲と女体のことです。煩悩の塊です。

そんな女体との格闘の妄想から醒めて、早く世のため人のために邁進せよ、という自戒の言葉として受け取っている。

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こういう言葉も、学生時代に、安岡正篤の本から教わりました。

安岡正篤は最晩年が細木数子との色恋があって残念ですが、とてもお世話になったので、感謝しています。
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